みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

【11/16札幌】ARASHI Anniversary Tour 5×20

やったー!初めて当たった嵐のコンサート!!

嬉しい〜楽しむぞ〜〜と思ってデジチケ発券したら、燦然と輝く「アリーナ」の字。ということで、初の嵐コン、アリーナ中央から参戦しました。

本当に2018年、席運どうなっているのか意味がわからない。今年アリーナからしかコンサートを見ていない(?)

レポというほどでもない感想をつらつら書きますが、感情が爆発しすぎて所々記憶が飛んでいて色んなものがあっちゃこっちゃに散らばってます!基本愛しいと最高と泣いたしか言ってない。がっつりネタバレ!

 

・とりあえず衣装と映像が最高すぎた

年々オシャレになってるけど、今回も衣装が最高だった。私はシンプルな服が特に好きなのでそういうシンプル目で洗練されたオシャレな衣装が多かったことがめっちゃ嬉しい〜。本人たちが輝いてるから派手じゃなくていいって自担も言ってますし。特にあいるびは探偵っぽいチェックのトレンチコートで、チェックとメンカラをめっちゃオシャレにアレンジしてて皆最高に可愛い。相葉くんの緑が一番わかりやすく色が出てるんだけどそれがもう〜超オシャレだった。相葉くんはなんでも着こなすなあ。

あいるび前の映像もめっちゃ好きで、相葉くんが操っている(たぶん)闇に他の4人が襲われて消えるっていう設定なんだけどもう相葉様が男前すぎてダメ。圧倒的帝王。あと一人一人の消え方がめちゃくちゃ個性あったのもすごく良かった。翔ちゃんは挟まれて?うっかりみたいに消えて、さとしは前を伺っていたら背後から、にのちゃんは撒いたと思って油断して一息ついた瞬間に襲われた。終始にのちゃんの表情が天才すぎて、自分が逃げ切ることへの自信が透けて見えるのに闇に飲み込まれて消えちゃうの愛しすぎて泣いた。潤くんはどう消えたか覚えてないけど消える直前のお顔が天才だったことは確か。

映像で特に好きだったのは(全部大好きな全肯定オタクだけど)ラッキーマンの映像で、あれだけ単品で売られてても買うくらい好き。とにかくポップでシュールすぎて心の底から笑ったしみんなの表情が最高すぎた。大正解の映像。

今回映像の中のフォントもすごくこだわってて、あれぇ?!笑みたいなのほとんどなかった。らとるめんた(をしてくれたこと自体めちゃくちゃ嬉しい)の時のフォントがめちゃくちゃ好きで、紹介されてる人に合わせて全然違うフォントが画面に踊るんだけど、潤くんは明朝体でこんなに明朝体似合う人地球上でじゅんしかおらん〜〜〜って泣いた。唯一くらい?ファイトソングのフォントがよく見る細いやつでなんでやねん笑って思ったけどそのシンプルさ素朴さに伝えたいことがあったなら大変よい(全肯定オタク)。

場所的に嵐全員後ろの方行っちゃってどこ見たらいいかわかんなくなる時があったんだけど、前向いたら死ぬほどでかいスクリーンで色んな仕掛けしてくれてて泣いた。どんな場所からでも楽しませようとしてくれる嵐よ、、、

あと何かの曲中の映像であゆはぴのメイキングみたいなドキュメンタリー風の映像が流れて場面が打ち合わせっぽかったんだけどみんなお互いを見る表情が最高によくて、特に潤くんの話を聞くにのちゃんの表情が慈愛に満ち溢れていてああ〜この人のことたぶん一生好きだなと思った。

今回もアニバコンということもあって過去から現在までの写真が大放出されるんだけどどの写真もずっとずっと変わらない「5」という単位でしか存在していなくてセトリでもスクリーンの演出でも「5」という数字を本人たちができるだけ強調しようとする意志を感じてめちゃめちゃよかった。

 

・ステージ

今回もステージめっちゃ凝ってて、あんたいとるの時と同じように全面巨大スクリーン+じゃぽみたいな垂れ幕(しかもスクリーンみたいに映し出せる)+あゆはぴの可動式のステージで、経験の積み重ね〜〜!叡智の結集〜〜!って感じで震えた。

 

・曲に関する曖昧な感想

何かの曲の間奏で相葉くんとにのちゃんがUB再現してて、全然できてないんだけど2人で手上げて回るとことか社交ダンスで女性が男性に手を挙げられながらターンしてるみたいで、にのちゃんまじで相葉くんのお姫さまだった。2回くらいUBごっこやった後笑いながら離れるんだけど、にのちゃんの耳まっかっかで泣いた。可愛すぎるおじさんだ!!!!!

ステゴーではみんなムビステで後ろの方行って見えづらかったんだけど、スクリーンの中で5人でめちゃめちゃ楽しそうに笑ってて、あ〜この人たちを守るためなら何でもしたいなとオタクはぼんやり思った。ドームの中でもちっちゃく輪になる5人のおじさんたち本当に本当に愛しい。

途中横のムビステ(トロッコの変形版?)で大宮・きのへんに分かれたんだけどなんか大宮恥ずかしがってるのか一定の距離を保ちながらお互いへ茶々は入れたいっぽくてめっちゃよかった。どういうやり取りがあったのか見えづらかったけど最終的にさとしがにのちゃんの手を取って引っ張るみたいな一幕があってドチャクソ萌えた。あなた急に旦那感出すやん?なんか今回ムビステの割り振りが大宮・きのへんが多かった気がするんだけど他でもにのちゃんがさとしをお客さんに見せびらかすような小芝居してて最高〜〜〜の大宮だった。きのへんトリオは背高くてお揃いみたいな丈の長い衣装着てる泣き虫ちゃんに挟まれる翔ちゃんが超キュート。

へそピのくだりの翔ちゃんのお腹のシールは「大人になりました」。

あと何の曲か忘れたけどジュニアが歴代の嵐の衣装バーーーッてきてる曲があって超可愛かった。じゃぽもぽぷこもあんたいとるもハワイもスケスケも全部あってめっちゃよかった。

翔ちゃんがピアノ弾く時、今の翔ちゃんの映像と昔の5歳くらいの翔ちゃんがほぼ重なるようにスクリーンに映し出されたのがエモすぎて最高すぎて意味わからなくてもう体中の汁という汁が出た。

曲「5×20」の歌詞の中で一番印象的だったのは「大丈夫 ここにいる」みたいな歌詞。私はずっとアイドルは日常と幸福のメタファーだと勝手に信じているんですけどそれを何よりも疑いなく信じさせてくれる嵐が自らその役割を進んで引き受け言葉にしてくれたことがありがたいやら申し訳ないやらで訳わかんなくなっちゃった。「無駄なことは一つもなかった」みたいな歌詞もあったと思うんだけど、それも目の前のやるべきことを一つ一つこなしてきた嵐の根幹を感じてウワーッて泣いてしまった。最後love love for youで終わらすとことか本当ニクいおじさんたちだよ〜〜〜〜(嗚咽)

 

・ファンサ(自分メモ)

センステからメンステに向かう時、にのちゃんがこっち向いて通ってくれるかな〜と思ったら目の前で反対側向いて止まっちゃって、しばしお尻と向き合ってたんだけどお尻も足も本当に存在していてむしろお尻が一番鮮明な記憶かもしれない(お尻を連呼するオタク)。お尻も足も布余りまくってる自担最高に愛しい。足私の腕より細かった。そのまま前行っちゃうかな〜と思ったらこっち振り返ってくれてみんなに(たぶん)ピースしてくれて、めちゃくちゃ感慨深い笑顔を向けてくれたのでその後の記憶がほとんどない。後ろから来た潤くんがにのちゃんをゼンマイ仕掛けの人形みたいに回すジェスチャーして前に動かす世界一可愛い小芝居してたくらいしか思い出せない。

 

・MC

MCできのへんが喋ってるのを大人しく聞いてる大宮、吸い寄せられるようにぴったりくっついちゃってもう〜〜!くっついてないと息できないの?って感じ。大変よい。

MCの途中天然ちゃんだけで少し喋ってる時間があって話の流れで2人が手を繋いだらにのちゃん(水飲みに行ってた)が急に戻ってきたのおもしろかわいすぎた。どっちに対してもなんで両立できているのかわからない、種類の違う独占欲を見せるくせに天然が2人だけで楽しそうにしてると怒るでも嫉妬するでもなくただ少しシュンとして悲しそうにする自担まじで世界一愛しい。お利口で寂しがりな可愛い可愛いわんわん…。本当に大好きな人にはこっちに構ってって素直に言えないおじさん可愛すぎてどうにかなってしまう。

チケットホルダーのために5人で写真撮る時、リーダー真ん中にしよう(byカズナリ)って最初言ってたのに縦写真にするためにちっちゃいものクラブを前列にしたら相葉くんが後列真ん中になって「俺真ん中になっちゃった(^◇^;)」って言ってたんだけどそれに対して翔ちゃんが「俺ら真ん中いないから(いいよ)」って言っていてそれこそが櫻井翔の嵐に対する誇りと自信と愛情と信頼の根幹を見え隠れさせていて死んだ。

 

 

・全体への曖昧な感想

まず最初の1999-2018を振り返る映像で涙腺をやられた。なんか今回は本当に感慨に耽らせてくれるというか、エモさに包ませてくれるというか、「20年を一緒に振り返ろう。ありがとう。ずっと5人でいるしこれからも5人でいるよ。これからも一緒に歩いていこうね」っていうようなメッセージが感じられて、そういう感慨に耽り過ぎることを避けて前に前に進んでいく演出を(特に節目で)してきてくれたからこそ今回は一緒に振り返らせてくれたのが余計嬉しかった。

今回ソロを入れなかったからMCの間以外ほとんど全部5人で出てて、それこそが一番伝えたいメッセージなのかなと思った。あと今回シングルと嵐自身を歌った曲ばかりでそれも本当に「20周年」という気概を感じてめちゃくちゃ好きだった。

今回「5×20」を用意してくれてそれをコンサートで一番最初に披露してくれたっていう事実が彼らからの最大の意思表示に思えて感慨深い。「コンサートを一番大事にしてる」っていつも言ってくれていることを身をもって教えてくれる貴さ。「5×20」って曲もしかしたら作ってくれるかな、5×10みたいにアルバムの最後にぽんと贈り物くれるかなってすごく淡い期待を抱いていてそれがアルバムを作らないとわかったことでほぼ潰えて、おたくの夢物語だったな〜とか思ってたのにそんな夢みたいなことを平然と、しかもコンサートっていう替えの効かない場でプレゼントしようと決めてくれた5人の精神がプロすぎて震える。片思いじゃなくてほんの少し双方向だということを思い知らせてくれるなんてずるすぎる。

嵐自身の曲もたくさん歌ったのに5×10はなかったの、5×20がそれをアレンジしたものだからってのもあるんだろうけど、5×10の時までに積み重ねたものを全て吸収・消化した上でさらに変化を重ね続けていくというメッセージが曲自体の構成にあったんではないかと思えてくる。

 

・挨拶

翔ちゃんの挨拶、本当に本当に本当に大好きな翔ちゃんだった。「嵐好きって人ー?」「嵐しか考えられないって人ー?」ってきて、その後奇遇ですねって言った瞬間何言えるか見えてもうもうもうもうもうもう「「「櫻井翔」」」すぎて私はこの人の魂をきっと死ぬまで愛すなと思った。その後に言った「いつのまにか5×20の20よりも5の方が大切になっていた」って言葉もも〜〜言葉の天才すぎて無理。

にのちゃんは挨拶で「この20年やってきてどうでしたかって言われるのが大嫌い」って言っててめちゃくちゃ笑った。にのちゃんらしいけどこんなに直接的に言うの珍しいから本当に嫌なんだろうなと思ったし、「この4人としかわからない」って翔ちゃんが言ったことと同じようなことにのちゃんも言っていて、本当にそういうとこ!これまでずっとウワーッ20周年だーーーーッて会場全体でお祝いしてんのに急に5人だけの空間作り上げる閉鎖的で内弁慶な5人が好きすぎてしかもそれを両端に立ってる嵐の拡声器2人が言ってるのがほんと〜〜〜〜〜に最高だった。マジで 意味わからん しんどい 泣いた

相葉くんは挨拶で「最初の10年はどんどん大きくなる嵐に『しがみついていた』。それからの10年は自分のペースが掴めてきた」と言っていて皆笑っていたけど、本当にそれは真実だなと思った。どんどん彼らの手から離れ知らぬ間に巨大化していく「嵐」という名前の虚像に慄きながらも5人で固く手を繋ぎ肩を並べ、1人もかけることなく(むしろ抱えるものの大きさを5人でしか共有し得なかったからこそ欠けずに)大きくなっていく嵐と真剣に向き合いそれとどう付き合っていけばいいか少しずつわかってきた10年だったのだと思う。相葉くんはよく最初の10年と次の10年の違いを口に出すし「何が何だかよくわからなかった」というけれどそれは右も左もわからないままがむしゃらにひたむきにやっていたらいつの間にか大きくなり自分たちの手から離れそうになっていた「嵐」という名前への戸惑いや不安を言葉にしていたのかもしれない。聞いていた最初の方は「僕だけ知らないことが多い」の類の、たまにあの頃口にしていた不安のことを言っているのかなと思ったけどそれ以上に5人全員の気持ちという感じだった。

 

 

はいおわり!

 

総じて、本当に素敵なコンサートでした〜!!!!!全宇宙に感謝。