みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

2019年1月17日と、その後。

生後一週間しか経っていなかったスノ担の覚え書きです。乱文なのでご自身の判断でお読みください。

 

 

 

1月17日の朝、ぐっすり寝て起きいつも通りTLチェックをしていた私は青木さんの「諸行無常」のツイートで目が覚めました。
なにが起きてるの、みんなが騒いでる。
タッキー、祭り、9人体制… ?

 

何と言ったらいいか分からず、何と思っていいかもわかりませんでした。だって私にとってはタッキーも、6人のSnow Manもどちらも大切で、目の前で起こっている出来事は受け入れられないことだったから。
最初は戸惑って、タッキー何でこんなことをするの、っていう嘆き。

 

 

 

その次に来たのは怒り。

 

怒って、怒って、怒って、いつもはあまり怒らない方なのでたぶん2019年分の怒りを全て使い切ってしまったんじゃないかと思うくらい怒りました。
怒るのってものすごくエネルギーが要るんですね。二日間怒り倒して、死んだように眠りました。それでも世界は回るし朝は来る。

 

 

 

私は、1月17日の時点で、6人のSnow Manを好きになってからまだ一週間でした。
私の一番大事な人たちは、「20年間この5人でやってこれて、本当に幸せ」と口を揃えて言います。彼らしか見てこなかった私は、箱が壊れるところも、箱を壊すところも、箱が壊されるところも見たことがありません。
そんな人間がジュニアで好きになった人たちは、壊れて、また違う形になった後のTravis Japanというグループと、壊れたことのないSnow Manというグループでした。自分が応援しているグループが壊れるのをリアルタイムで見るのは、今回が初めてでした。

 

 

 

 

 


世界が変わってから、何度も何度も、箱、そして担当について考えています。担当一人の幸せを望むことの方が楽なのか、箱が変わらないでいることを望むのは自分のエゴなのか。

 

なぜSnow Manの増員は受け入れられなくて、Travis Japanの増員は受け入れられるのか。自分が好きになった時点のものを正当化しているだけじゃないのか。そもそも、私は6人のSnow Manを一週間しか愛していないのに、知った気になって、こんなに怒る権利なんてあるのか?

 

 

 

でも6人のSnow Manは、ちょっと気になって覗いてみたトラ担をすぐに夢中にさせてしまうくらい、素敵で、温かくて、完成された六角形だったんです。彼らと見てきたものはまだ何もないけれど、これから一緒に何が見れるんだろう。歌舞伎もあるし、楽しみだな。ってすごくワクワクしてました。滝沢くんと一緒に6人が描く未来が、楽しみで仕方ありませんでした。

 

 

詳細を知らないので憶測で勝手なことを書きますが、私は、迎えた側にも入る側にも責められる謂れがあるとは全く思っていません。彼らは「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」の世界に生きているし、この選択を越えてなお事務所に残ることを選んでくれ、その先の道を希望した彼らの意志に心が震えます。
私は、だから、「やるか、やらないか」を突きつけた人間に、その人だけに、ずっと、ずっと怒っています。内部事情とか、真実とか、わからないけれど、彼の名の下に発表されている以上、彼は批判を受ける対象であっていいと思うので、もう決めつけますが、私は、やっぱり滝沢秀明さんをまた好きにはなれません。

 

 

 

 

 

 

2018年の終わりの美しさを見ましたか?このまま東京ドームを真綿にくるんで、大切に大切にしまっておきたいと強く思いました。あの場にいる全員が、2人を箱のまま終わらせようと死ぬ気で踏ん張っているように感じました。ジャニーズ事務所でもこんな素敵な終わり方があるんだ、こうやって皆に守られながら終わる幕引きもあるんだと思うと、悲しくて美しくて。2018年は目を塞ぎたくなることも、耳を塞ぎたくなることも、抱えきれないくらい起こったけど、やっぱり最後はジャニーズらしく明るく締めなきゃね。2019年は絶対にいい年にしようね。そう思いながら新しい年を迎えました。

 

 

 

 

 

 

あの頑張りは何だったのでしょうか。

 

 

 

 

箱の大切さを知っている人だと思っていました。だって大同窓会も、最後の夢物語も、2人でって言ったんじゃないの。2人で花束を受け取って、23年間を締めくくったんじゃないの。
嵐の大切な同期として見ていた彼を、私の中で取り戻すことは難しそうです。

 

 

 

 

 

 

正直な話、私は「増える」ということに対して怒っていいのかわかりません。だってトラジャは増えたし。経緯は違うけれど、増えた形しか私は知らないし、それを愛しているし。「減る」ことと同じくらい「増える」ことに対してダメージを負っていいのかどうかわかりません。
でも、たぶんですが、私は今回の形のようにTravis Japanが7人から更に増えたとしても、これほど怒りはしなかっただろうと思います。増えた彼らしか知らないからこそ言えるだけかもしれませんが、彼らを包む雰囲気が変わらない限り、揃った群舞が更に美しくなる限り、私は今回ほどは傷つかなかったでしょう。誰かが私の担当の位置を奪えば、少しは怒るかもしれないけれど。
だからこそ自分がなぜここまで怒っているのか理解し、言語化するまで時間がかかりました。今もまだ完全にはわかっていません。

 

 

たぶん私は、タッキーというアイドルがとても好きで、信頼していて、彼とSnow Manの信頼関係を信じていて、だからこんなにも許せないのかなと思います。よりにもよって、6人を選んだ彼を。

 

現実を超えて、偶像化しすぎていたのかも知れないです。一人の人間として、名のないプロデューサーとして向き合ったなら、こんなにも傷つかなかったのかもしれない。アイドルに裏切られたのだと、脳が勝手に変換しているのかも。

 

 

 

勝手に信じたのはこっちなのに、裏切られて勝手に傷ついて、笑えます。でも彼に託したのは作り物の玩具ではなく、血の通った人間一人一人の人生です。どうかそこを、よろしくお願いします。もう私は信じることを諦めてしまったけれど、まだ信じてくれている人たちの気持ちをどうか蔑ろにしないで下さい。

 

 

 

 

 

 

せめて今あるものだけでもぜんぶ、ひとつひとつ見逃さないようにしないと、と怒りの次に思いました。できるだけなにも見逃さないようにしたい。

 

そして、私はまだまだジタバタし続けちゃうけれど、どうか9人のこれからの旅路が素晴らしいものであるよう、心から願います。

 

6人が好きだった一週間を忘れないように。9人もいつか愛せますように。