みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

無題

 

嵐、嵐、嵐

 

私の大切な、たいせつな小さな小さな五角形

命より大事な人たち

 

 

まじか、と思いました

どうしよう、と思いました

そうか、と思いました

これからどうやって生きていこう、と思いました

 

そこから何も考えられなくなりました

自分がいま何を思っているのか、何を考えているのか わかりません

わからないと思うことで蓋をしているだけかも知れないし

わからないけれどしょっぱい涙と鼻水はばかみたいに出てくるし

悲しいとかつらいとか以前に、ただ呆然とすることしかできていません

 

 

 

 

 

動画を見るためにファミリークラブのページを開けました

あ、アーティストメッセージじゃないのか

みんな何だか見たことのない顔をしてる

そんな真剣な顔をしないで

 

 

 

 

 

智くんはやっぱり自由でありたい人だからちょっと納得しちゃうなとか、

今回は皆に言えたんだとか、

申し訳ないなんて言わないでとか、

一人で悪者になろうとしてるなとか、

4人がそうさせないようにしてくれてるなとか、

いつも笑顔で言葉を締める相葉くんの真一文字の口がやけに印象に残るなとか、

明日のぜろ、翔ちゃん気負いすぎないといいなとか、

きっとオリンピックの大きな仕事が2020年にあるんだろうなとか、

だからそのためにプラスの一年かな、とか、

事務所とか、国とか、たくさん背負わなきゃいけなかったものがなくなるんだとか、

「休止」は4人のせめてもの我儘だったのかなとか、

智くんの去年の個人仕事が少なかったのは準備していたからなのかなとか、

「最後まで」を使う日が来るなんてとか、

今まで何も感じさせずにいてくれて、どれだけ大変だったかなとか、

嵐が休んでいる間の4人を見れるかなとか、

世界で一番智くんのお願いに弱くて、世界で一番嵐と自分を切り離せないにのちゃん、

こんな時も場を和ませようとしてくれるにのちゃん、

大丈夫かな、とか

いろいろ、ぼんやり思いました

 

 

 

会見も、少し見ました

机とかあるかなと思ったら、たくさんの報道陣の前に身一つで立っている5人

嵐らしいなと思ったけれど、メンバーを守れるのはメンバーだけ

小さくなっている智くん、厳しい顔をして、盾を持つ翔ちゃん

今までこんなに頑張ってきたのに、なんで心ないことを言われなければならないんだろう、

と、質問にちょっと怒りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予感、とも言えない、決して口にしないわだかまりがありました

2018年11月3日付けの読売新聞朝刊に載った一面広告

デビュー日に載ったその広告はかっこよくて、素敵で、

 

ただ、一つだけ気になったのです

「1999-2019」という表記が

20周年目に全ての感謝を届け終わった後、彼らはどこかに行ってしまうんじゃないのか、

ふとそんな空想が頭をかすめました

そんなことない、とかき消して

 

鈍感すぎる私の予感も、たまには当たることがあるようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私には、幸運なことに大切なものがたくさんあります

Travis JapanジャニーズWESTSexy ZoneSnow Man

でも、「彼らがいてくれてよかった」とは思いません

 

嵐は、嵐

私は嵐がいるから彼らに出会えたし、嵐が好きだから彼らを好きになった

 

 

ジャニオタ続けられるかな、と他人事のように思いました

 

 

彼らの側から見る嵐は、ものすごく大きくて高い壁で、

そんな嵐も、誇らしくて、大好き

いつか超える人たちが現れるのかな

でも降りていく景色も一緒に見たいな、相葉くんが言っていたみたいに

みんなが追い付ける日が来るまで、待っていてほしいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番最初にファンに教えてくれること

5人に決定権があること

「活動休止」という形を取ってくれること

二年間も準備する時間をくれること

"5人"を貫き通してくれること

情報が事前に漏れるような環境に置かれていないこと

恐らく発表当日に「お知らせ」を撮ってくれていること

最後にファン全員に会おうとしてくれること

ツアー申し込みの前日に教えてくれること

 

それが「できる」環境を今まで築きあげてきたこと

 

 

 

 

 

全部優しくて、優しすぎて、その優しさが大好きで好きになったことを思い出しました

なんで?とも思っていないけれど、なんで?と思う隙も与えないくらい優しいこと、嵐らしいなと思いました

5人が想像もできないくらい悩み合って決めたことに、何か言おうという気には、まだなっていません なるかわかりません

 

 

 

 

 

私にとって、アイドルは幸福な日常のメタファーです

それは嵐を一番最初に好きになったからです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は幸運です

この報せを、一人の時でもなく家族といる時でもなく他の友達といる時でもなく、最も信頼するジャニオタの友達と二人きりで、一次情報として受け取れたこと

スマホの電池が切れていて、他の人の意見を見ないで済んだこと

毎日同じ人と会わなくていい大学生という身分で、しかも春休み中に知れたこと

無理に笑わずに済んだこと

大丈夫、と誤魔化さずに済んだこと

これを書く時間があったこと

 

嵐と同じ時間を生きていること

 

運だけはいつだっていいのです

 

 

いつも、一瞬も見逃さないよう、後悔しないよう、全身全霊をかけて彼らを見てきました

それだけは自信を持って言えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心配して連絡してくれた友達

気を使って連絡しないでいてくれた友達

ありがとう 返信が遅くなってごめんね

 

今日は遅くに帰る、とだけの連絡に「早く言ってよ〜」とだけ返してくれた母

いつもありがとう

 

ずっと、ずっと一緒にいてくれた同期

何も言わずに、ずっと頷いてくれてありがとう

側にいてくれてありがとう

一緒に泣いてくれてありがとう

満杯のトリキを何軒も回ってくれて

二回もカラオケに付き合ってくれてありがとう

あなたと二人きりの時に知れたことが一番の幸福です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嵐の5人に望むことはいつも三つ

元気に生きていること、抱えきれないくらいの幸せに包まれていること、できれば嵐でいてくれること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで、辞めないでいてくれて、本当にありがとう

これからも、「辞める」という決断には至らないように頑張ってくれて、本当にありがとう

「待つ」という選択肢を与えてくれて、本当にありがとう

思考錯誤していながら、『未完』を歌ってくれて、本当にありがとう

"5人"を過去形にしないでいてくれて、本当に、ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呼吸の仕方を忘れました

何も喉を通りません

このまま朝なんて永遠に来なければいいのに

昨日に戻りたい

全部嘘なんじゃないか

"絶対はない"、そう何度も身に沁みてきたのに

 

 

いろいろなことが脳裏を過ぎるけれど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

"絶対はない" けれど、

 

5人は

"嵐は5人"

だけは、絶対のままにしてくれました

 

 

終わっていません

彼らが、終わらせなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからまるは付けません