みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

赤ちゃんたち最後の夏 / 美 少年は明朝体

日に日に子供から大人になっていく横顔に迫る焦り、焦燥感。このままでは龍我ちゃんは知らぬ間に大人になってしまう!子供は大人になれるけど、大人は子供には戻れないのに〜!

 

 

 

というわけで、2019年夏私はEXシアターに向かった。ラスト・赤ちゃんをこの目に刻むという重大な使命とともに。龍我ちゃんにはいつまでも赤ちゃんのままでいてほしいけど赤ちゃんだっていつかは大人になる。2019年の夏は、もしかしたら赤ちゃんのままの龍我ちゃんを見れる最後の機会かもしれない。だから赤ちゃんじゃなくなる前に絶対に見ておきたい。合法シ◯タが専門だけど、本物のシ◯タだって大好き!わ〜い!

 

 

脳直の感想として、美少年はまじでハチャメチャに最高だった!!初めてび〜ちゃんの現場に行けたんだけどちょっと想像以上によかった。終演後に「え!めちゃくちゃよかったくない?!」(日本語)って言いすぎて同行者にウザ絡みしてしまった。同行者は那須を見に行ったはずなのに忍者に心を奪われていてあまり話を聞いてくれなかったが、無問題!なぜなら忍者も最高だったので。

 

 

端的に最高だったのは、美 少年の団体力。横に並んでも縦に並んでもとにかく強くて、一個のパッケージとしての完成度がすごかった。彼らの凄さは、一瞬の永遠を思わせる存在感だと思う。これは彼らの「限られた時間」の中の一部なのだという強い実感を植え付けるパフォーマンス、そしてそれを観客に思わせる存在そのものに伴う儚さや有限性はちょっと他にはないんじゃないかな。

幼さすらも芸に変えてしまえるというか、実力「以上」を見せられるハッタリ力が群を抜いてあった。シンメを武器として使える強かさとか、彼らの持つ素直さや真っ直ぐさをそのままショーとして出せていたのがめちゃめちゃに良かった!彼らの年齢「ならでは」の良さが詰まってた。

 

あとたぶん生前にジャニーさんが残した最後の演出?だからか高純度のジャニーイズムが詰まっててヒロムの脳内見てるーーー!!!っていう久々の感覚。テーマにある程度の一貫性があったのもすごく良かった。体感としてじゃぽの曲めちゃくちゃ使ってくれてて嬉しかったので帰ってからずっとじゃぽ聞いてる。*1 び〜は和装が本当によく似合う。和装ってのはなんでこうもこう…人間を興奮させるんだろうね。傾国の和装。

 

個人的にめちゃくちゃ印象に残っているのは浮所くんのソロで、ここまで表現力があるとは思ってなかった…っていうのが率直な感想。表情とか魅せ方とか、きっとものすごく努力してるんだろうな。一気に世界観に引き込まれて浮所くんが見せたいものが明確にわかる瞬間がすごく好きだった。

 

 

 

忍者はとにかく迫力がすごい。一列目、二列目ってはっきりしてるからこそ空気に闘志みたいなものが固体になって見えるくらいの熱気が伝わってくるし、その中でも全員揃ってガシガシ踊ってるのがすごく気持ちよかった。あと皇輝があまりにもデキジュで部下の人格が生まれそうになったよ。那須のソロで顔色一つ変えずに後ろから襟直すところとか、本当によかった。皇輝がいるっていうのは忍者にとってすごい財産なんじゃないかと思う、知らんけど…。

 

 

 

 

さて問題の龍我ちゃんですが、結論としては!まだ赤ちゃんだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ヤッターーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!EX童貞だったのでサイズ感がわからなくていつも使ってる10倍の双眼鏡を持っていったんだけど、シンプルにいらん。全然いらんけど一応何回か使って高倍率でも美しいお顔を丹念に見つめましたが、やっぱりまだ赤ちゃんだった。一安心ですね。ただソロの時の表情とかはかなり大人の階段を登っていて私は気が気じゃなかったよ。龍我ちゃん、大人にならないでーーーーー!!!!!(絶叫)

 

 

年下組*2 は本当にまだ赤ちゃんでホッとした。龍我ちゃんも大昇くんも背は高いのに赤ちゃんなところがたまらんね。 かなぴもまだ赤ちゃんだったけど前ほど赤ちゃんでもなく、危機感は感じました。年上組は赤ちゃんと大人のギリギリのボーダーという感じ。正直なぁはもう赤ちゃんではない、大人の男だ。でも顔がかわいいのでセーフ。赤ちゃんという激ぬる判定でいきましょう。

 

 

龍我ちゃんは本当に、愛嬌が人の形をしているのか?と見紛うほど可愛くて美しくて素直で真っ直ぐだった。あと足が噂通り5mあった。ありがたいことに席がアホほど良かったんだけど、私の隣の席の人がたぶんお手!ってやろうとして差し出した手のひらに龍我ちゃんが顎をのっけるという驚愕のファンサをしていて、そのあまりの真っ直ぐさに両目が潰れて死ぬかと思った、マジで。16歳高校生職業アイドル、強え〜〜〜!!どうかその純粋さ素直さ真っ直ぐさを忘れずに、すくすくと育ってくれと願う。いや、充分すぎるほどすくすく育ってはいるけどね。スカイツリーも夢ではない。

 

 

 

今年の美 少年はまだみんな赤ちゃんだった。でも来年はもしかしたら違うかもしれない。柔らかくてぷにぷにしていて汗ばんでいるのかと思っていた龍我ちゃんの手は、大きくてかたくて少し乾燥していた。

 

 

 

 

*1:と思ったのにセトリ見たら全然そんなことなくて笑った。よいとこと心の空に意識が引っ張られすぎた模様。

*2:って言い方する?わからん。