みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

東京グローブ座 キャンセル待ち整理番号取得時のおぼえがき

どうもこんにちは初めまして、この度公演日前日に毎回行われる東京グローブ座の当日券発売でキャンセル待ち整理番号*1を取得し、菊池風磨主演「ハムレット」を観劇してきました。本ブログは自分のための記録と、のちにキャンセル待ち整理番号を獲得し焦りまくっている人の一助となることを願い書きます。内容には全く触れていないので悪しからず。

 

 

ハムレットの上演が発表され、FCの先行発売で落ち、一般発売でも電話が全く繋がらなくても、私は割と余裕をかましていた。なぜなら周りのオタクたちが口を揃えて「グローブ座は当日券があるから粘れば行ける」と言っていたからであり、また私は時間に融通が利きまくる大学生なので平日の昼間なんか時間がありあまっているしいけるやろと思っていたからであった。

しかし割と気分にムラがあることもあり、9月初めは国外にいたこともあり、私の当日券チャレンジはかなり雑に行われていた。ジャニオタならわかるだろうけど、ただ電話をかけるというのはけっこう忍耐のいることだし、その上幸か不幸か大抵一時間ほどで終わる一般チャレンジと違いグローブ座はチケットが余っていれば12から15時まで続く。逆に言えばそれだけチャンスがあるのだが、3時間ただひたすら電話をかけ続けるという行為はかなり苦行に近い。「粘れば行ける」は「行ける」が重要なのではなく、「粘れば」が重要なのである。電話をかけても途中で諦めることもあったし、電話をかけ忘れることもあったし、当然予定のある日もあった。

 

しかし10月に入り、ようやく私は焦り始めた。東京公演は残り少ない。10月は舞台が重なるので金銭的に森ノ宮に遠征もできない。更に土日に入ってしまえば絶対に繋がらない。ということで10月3日、最後の東京平日公演当日券チャレンジの日、私は3限をまるまる犠牲にし、今日だけは諦めずにかけ続けようと決意して臨んだ。しかしかけてもかけても繋がらない。途中公衆電話を使ったりもしたが、最後はスマホだけで作業のように電話をかけていた。

繋がったのは14時21分、かけ始めてから2時間21分。もはや虚無しか覚えなくなっていた頭に響き渡る明朗なナビダイヤルにお繋ぎします」。どれだけこの魔法の言葉を待ち望んだことか。この声を聞いたのは実に4ヶ月ぶりである。男性のスタッフの方に、当日券の予定枚数は終了しており、キャンセル待ちとなることが告げられる。一瞬キャンセル待ちか〜と思ったがもはや繋がっただけで相当うれしい。

ここからはスタッフの方の指示に従い、名前と電話番号を伝える。割と聞き間違えられるのでちょっと違うかもしれないと思ったらもう一度言ってもらうよう頼んだ方がいい。じゃないと本人確認ができないので!本人確認はほとんど名前に基づいて行われるので、ここは絶対にミスなく行きたい。当日の動きも伝えられる。キャンセル待ちは開演20分前(12時10分)までに集合。全ての注意事項の説明が終わると、整理番号が言い渡される。私は7番だった。

一桁台だしこれは行けるのでは?!という期待を胸に踊らせるものの、ぬか喜びはできんとかなり複雑な心境に。

 

 

〜当日〜

集合時間の30分前には会場に着くように計画していたが、当日になって最寄りが人身事故で遅延していたので迂回するはめになり、予定より15分ほど遅れて新大久保に到着した。何が起こるかわからないので、早め早めの行動が大事。

更にGoogleマップを見て行ったら出入り口と真反対の場所にたどり着いた(他にもたくさん迷い込んだ人がいた)のでそこでもタイムロス。色々あったが集合時間15分前頃に会場着。大きな張り紙で「12時頃から整列開始」とあったので待機。

 

12時(開演30分前)に当日券及びキャンセル待ちの本人確認が始まる。つまり本人確認のための時間は約10分設けられている。待機用に区切られた区画があり、整列はせずに一旦中に通された。本人確認を締め切る開演20分前まで待機。当日はかなり日差しが強かったが、日陰があって助かった。日傘があると重宝すると思う。

当日券取得者が整列した後、12時13分にキャンセル待ち整理番号取得者が整列。4番の方がいなかったので、私は自動的に6番目になった。その後すぐ1〜5番まで受付に呼ばれ(この場合1人いなかったので4人。5番目になった私の前の人が行こうとしていたが、止められていたので5番ごとというルールがあるのかもしれない?)、キャンセル待ちのチケットを取得。待機中、たくさんの関係者が現れる様は見ていて楽しかった。

12時20分に次の5人が呼ばれ、私はここで入場。この時点で開演10分前でかなり慌ただしかったので、トイレなどは先に済ませて来た方が良い。ロビーのトイレはまだかなり並んでいた。ざっと見たところ恐らくキャンセル待ちは17〜18人ほどいて、途中で中に入ってしまったので最後まではわからなかったが一桁台であればほぼ確実にチケットは手に入ると思う。

ささやかな期待をしていたが、席は三階の右端ブロックの最後列だった。ステージは1/3ほど見えなかったが、ほぼ問題なく鑑賞。三階席は二列あり、手すりがあって前列でもかなり見えづらいとは思うのだが、そこで前のめりになる方が多いので後列の人は見えないならスタッフの方に注意してもらうか、幕間で自分から声をかけた方がストレスなく観劇できると思う。最後列の良い所は、後ろに誰もいないので横の人の迷惑にならない限りある程度前のめりになれることであり、そういう点では前列よりも自由が効くかもしれない。*2念のため双眼鏡を持ってきていたのもよかった。双眼鏡の使用はロビーで申請が必要なので気をつけてください。

 

 

 

 

まとめると、

・14時半過ぎまで諦めなければ繋がる(回数を重ねることが一番大事)

・自分の名前を聞き間違えられていないかしっかり確認

・30分前行動

・本人確認は開演30分前から

・整理番号一桁であればほぼ間違いなく入れる

・トイレは済ませておく

・双眼鏡大事(要申請!)

 

 

以上、キャンセル待ち整理番号を取得した記録です。自担初主演舞台、本当に観に行けてよかった。

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*1:グローブ座では当日券予定枚数終了後、キャンセル待ち整理番号を取得できる。

*2:舞台観劇時は背もたれにぴったり背中をくっつけることが基本です。