みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

ショタコンの波動〜春爛漫〜

2022年春、わたしは二人のショタ

大東立樹と嶋﨑斗亜

に狂った。

18歳以下に手を染める罪悪感。2000年代生まれって何?

いや、そんなこと言ってもお前皇輝や龍我ちゃんのことも前から推してるだろという至極真っ当なご意見。しかし、二人は「推し」という言葉でなんとかごまかすことができた。でも立樹と斗亜は、どうしてもごまかせない。担ぎたい。この神輿を担ぎたい。

わたしの中では、担当って「他者の解釈に委ねたくない人」、である。委ねたくない。担当に、したい。

 


立樹は、一番最初は「ハムとリッキー」のリッキー。「アシタを忘れないで」を見に行くことは叶わなかったけれど、大貴と映っている動画を孫を見るような目で見ていた。少クラで首の座っていない赤ちゃんたちの真ん中で歌うようになってからは、この子だけ「見られている」意識がありすぎる…!と慄いていた。それでも孫。

しかしSHOCK。SHOCKの立樹が良すぎた。本編配信でも薄々気づいていたけれど、Eternalを見に行ってもうダメだった。何だこの子は。舞台に立つために生まれてきた子だ。

ターンが否応なく美しい。全てのターン、全ての動きに意志がある。少し目にかかる前髪を気にもせずステージを一瞬も降りない。壮絶な色気。これでもかとステージに映える。SHOCKの末っ子なのに、涼しい顔して楽しみながら、SHOCKという演目になんなくついてくる。合間にショウやコシオカにちょっかいをかける余裕すらある。なのに声は年相応に幼い。一瞬も目が離せない。離したくない。この子を見ずに何を見る。

わたしは王が好きだ。強さの軸を自分以外に委ねない人が好きだ。ステージから一瞬も降りない人が好きだ。自分のパフォーマンスに確固たる自負がある人が好きだ。舞台度胸のある天才が好きだ。

立樹、わたしが好きなポイントをことごとく抑えていて、すごい。スタスタと歩くリツキが忘れられない。わたしはスタスタと歩く男が大好き。

SHOCKの観劇メモに、「わたしはこの人が何を考えてるとかどういう人かとか何もしらないけどこの人をみのがしたくない」とある。そう、本当に何も知らないけれど、この子を見逃したくない。この子が立つステージ全てを見たい。どうか本編がフルで上演されるようになるまで、立樹がリツキであることを願う。

 

 

 

斗亜は、何も知らなかった。

教養のために見るか〜と思って軽い気持ちで見た僕サバ、崖から落ちた宙を「そっから動くなよ!」って言って華麗なロープ捌きで助けに来るあたりからもう、虎之介がどんどんどんどん煌めいていって、何この口角?何このお星様みたいな目?あれ、王…?と気づいて、もう目が離せなくなった。それでもわたしは僕サバ2回目を見終わった後もフォロワーに「でもわたしは立樹綺麗だよおじさんになるから…」と言っていた。のに、気づいたらYouTube雑誌少クラ全部漁っている。

正直自分でもなんでこんなに急激に斗亜に惹かれているのかわからない。立樹は自分が今まで築き上げてきた好きの理論とぴったりハマっていて客観的に見ても「理解」できるんだけど、斗亜は王ではあるけど立樹ほどではないし、パフォーマンスに死ぬほど惹かれたというわけでもない。顔が好みド真ん中なわけでもない(でも顔もめっちゃ好き)。

そもそもセンターだってことも知らなかったし、顔も一番よくわかっていなかった。顔と名前がギリ一致する、というかりとかんの中で顔がはっきりわかる4人以外の1人だった。消去法でわかる子。情報がなさすぎて、どういう人か想像すらしていなかった。こんなに声がでかいことも知らなかったし、こんなに顔がかわいいことも知らなかった。もうわたしは斗亜ちゃんなんて呼べない。だってもう斗亜、って名前だけでかわいいから、ちゃんなんてつけたら爆発する。斗亜、斗亜、とつぶやく響きのかわいさにすら唸る。斗亜って名前めっちゃかわいいよお。

一つ一番自分でも納得できる理由を挙げるとするなら、「Lilかんさい」というグループがめちゃくちゃいいグループだった、ということに尽きる。チームワーク、素直さ、貪欲さ、背伸びしない等身大さ、それぞれの個性、そしてシンプルにめちゃくちゃな面白さ。斗亜に惹かれると同時にLilかんさいに惹かれて、Lilかんさいに惹かれると同時に斗亜に惹かれる、その凄まじい相乗効果がわたしをここまで斗亜に狂わせたと思えてならない。あと、すぐに手を出せるコンテンツがあったというのもかなり大きかった。YouTube本当にありがとう。

今の時点での他のメンバーの印象↓

風雅:ちょっとやる気がない感じのツンデレなのかなと思っていたのに風雅が一番おもしろい。世界で一番おもしろい。肝も一番座っている。笑いにもアイドルにも貪欲。あとみんなが「ふうさん」って呼ぶのめっちゃかわいい。

彪太郎:なんだこの…家庭を築きたくなる力は。正直一番付き合いたい。簡潔で的を射た優しいツッコミが更に家庭力を上げる。静かな男がやっぱり一番かっこええ(byるーく)(わかる)。

拓哉:こんなかわいい顔かつ天性の自分大好きギャルあざとぶりっ子なのに華麗にあしらわれているいじらしい子。でもあしらわれてもめげないド根性マイペースアホボケどすこいプリンセス。

るーく様:一番のイケ。ほわっとした子かと思っていたら全然違った。強キャラ。あまりに強キャラすぎて王よりももはや王国を長年支えてきた老将軍感。人生何周目なのかわからない落ち着きと寛容さ。

全体的に、なんかめっちゃかっこいい人たち。キラキラかわいいよりも、キラキラかっこいい。

斗亜は、自分の中でもいま解釈が二転三転していてはっきりと言えないけれど、まず声がバカでかいところが本当に好き。動きもバカでかい。バラエティに心から魂を売っているところが大好き。「痛いからいつらいなんでもええねん」と宣ったり、虫を食べることになぜか前向きだったり、わけわからんくらいド根性の子。どこでそれだけの覚悟をつけてきたのか不思議なくらい躊躇いがない。

一方で「ファンの人が書いてくれるみたいにファンレター風に書いてみたで〜🎶」ってごきげんに言う斗亜は、愛を素直に受け止める力がありすぎて泣けてしまう。メンバーに自分との思い出を真面目に答えてもらえなくていじけるのも素直すぎる。とにかく素直で、甘えた。そしてなんだかんだめちゃくちゃメンバーに甘やかされている。前日「もうアラームなしで5時半に起きれる」と言ったフラグをしっかり回収する斗亜に「調子乗ったな〜」で終わらせてくれる彪太郎も、次の日ちゃんと5時半に起きていたら「偉い偉い」と言ってくれる風雅も、甘すぎる。

そしてこじとあも良い。こじとあの良さは、斗亜も小島のことが大好きで、結局両思いなところ。わたしは小島のことを気持ち悪がる資格はない、なぜならわたしそのものなので。全ての言動が理解できるし、自分が同じ立場でも同じことをする。

斗亜、とにかく死ぬほど可愛い。声も顔も動きも全部可愛い。一人称斗亜なのも超可愛くてぎゅっと抱きしめたい。弩級の可愛さと弩級の男前さが矛盾することなく共存している不思議な人。子供なのに大人。大人なのに子供。斗亜って結構ずっとにこーって顔をしているのに、ふっと大人びた顔をするからアアア大人になっている………!!!と震える。子供と大人の狭間、をここまで体現している人を知らない。

 


瞬間最大風速でショタに狂っている、そんな2022年春。