何もかもにキャンドルを
横原さんに望むことなんてもう「幸せでいてほしい」くらいなので、全然平気だと思っていたのに、今日を迎えてみたら全然涙が止まらなくてどうしよう。
ジャニーズのあなたがすごくすごく好きでした。ジャニーズじゃないあなたがもしまた目の前に現れてくれたとして、心から愛せるかどうかわからないけれど、でもジャニーズのあなたが目の前からいなくなるのが想像以上に苦しくて、どうしようもなく寂しいです。
何度も見つけさせてくれて、何度も見つけてくれてありがとう。
あなたのふわふわと羽根が生えたように踊るダンスが大好きでした。あなたの一人で生きられるところが大好きでした。あなたの、18歳でジャニーズに入るような、そんなところが大好きでした。
日生劇場で見つけたあなたの姿を一生忘れません。名古屋ドームで見たあなたも、東京ドームで見たあなたも、TDCで見たあなたも、EXで見たあなたも、演舞場で見たあなたも、クリエで見るはずだったあなたも、全部全部大好きです。
なんだかぬるっと発表されて、宙ぶらりんのまま数ヶ月が過ぎて、未だに実感のないまま、もしかしたら有耶無耶になって、このままずっといてくれるんではないかと思っていました。
あなたが愛情深いこと、そうあることに躊躇いがないこと、グループを愛して、ジャニーズを愛していることを、わたしは信じているし、それに見合うパフォーマンスをずっと見てきました。わたしが見たあなたがどれくらいあなたが見せたかったあなたに寄り添っていたかわからないけれど、それでもわたしから見えるあなたを誰にも渡したくありませんでした。どんな風に踊るか、どんな風に笑うか、どんな風に手を振って、どんな風に愛を届けてくれるか、わたしだけが見ているわたしの中だけの「横原悠毅」がいます。
わたしの使う「かっこいい」は、生涯あなたのためだけのものです。わたしのかっこいいの定義は、永遠に横原悠毅ただ一人を指します。
あなたの名前が並んだ公演が発表された日のことも、あなたのメンバーカラーが発表された日のことも、それが変更された日のことも、グループ名が発表された日のことも、全部覚えています。たくさんの初めてを教えてくれてありがとう。
とにかくわたしの心のやわらかい部分に、ずっとやわらかくいてくれる人でした。わたしに翼をくれる人でした。
真実が何か、わかるわけも、わかろうとも思わないけれど、でもとにかくわたしが見た横原悠毅は、世界で一番かっこいい、ジャニーズのアイドルでした。
烈火のような怒りではなく、混沌とした戸惑いでもなく、ただ真綿で首を絞められながら、ゆっくりと手先が冷たくなっていくような絶望だけがあって、全てが嘘みたいで、でも横原悠毅というアイドルが確かにいたのだということがわかるから、グッズを死ぬほど買っておいて良かったなあと呑気に思うもう一人の自分がいます。
またねじゃなくてもいいから、どうか幸せでいてくれることを願っています。