みぎのほっぺに冬の夜

Träume sind Schäume.

ぐ〜たらんぺいじありがとうありがとう

先日アベマで行われた「ぐーたらんぺいじ」という企画が、まだまだおらんぺ太郎たちを履修中の身にとってかなり彼らの解像度を上げる手助けになったので、感想を残しておこうかというブログ。ハマって2ヶ月目現時点でのランペ像はこんな感じだったのか〜と後から自分が思う用。

 

①一部(ルートB:陣さん、りくさん、しょごたむ、しょへ、たっくん)

とにかくたっくんがかわいい。こんなにしっかりしていて自らを最年少という甘えられる立ち位置に落とし込まない人珍しすぎない??と思う。稀有な最年少。でもしっかりしているからこそみんなたっくんのことが気になって構いたくて、自分には甘えてもいいんだよと全力で甘やかしを発揮しようとする年上メンバーの様子を見ていると、「馬鹿な子ほどかわいい」なんて言葉は嘘だなと思う。かわいい子はかわいい。完。たっくんが特にそれに対して過剰に反応していないところも大変よい。後藤平常心拓磨。

あと個人的にずっとブラックピット一筋の幼少期を送っていたので、「俺ずっとブラックピットやった」と言うしょごたむにシンパシーを感じアガりました。

推しベタ褒めレターという神企画、メンバーが代読するという形が一番如実に功を奏したのは一部なんじゃないかなと思っている。他の部は素直に受け止めるというか、照れてあえてちょけようとする子があまりいなかったけれど、一部は最初照れてあえてちょけようとしていた子が、どんどん照れくさそうに、でもじんわりうれしそう〜〜にしている姿を見られたのが本当にかわいくて大変よかった。グループ内で率先して前に出たり、ふざけたりしてくれるメンバーが多いからこそ、読み終わった後素直にグッと来て上手く言葉にできていないところが珍しくて、そういうところを見られるのもきっとちょっと恥ずかしいんだろうなと思いつつ、大変いとおしかった。

はりきりわんころたち。

 

②二部(ルートC:るいさん、やましょさん、かずま、海青、まこ)

とにかくまこがかわいい。というかまこの印象が大きく変わった回。まこの第一印象がかずまこからだったので、どちらかというと「かずまさんに愛されすぎて困っています」(ラノベ)的なかわいらしくスンとしたクールなまこ像があったのだけれど、クールというよりは奥ゆかしてくておっとりした穏やかな子という印象に変わった。ルートCはまこTOのかずまがいるにも関わらず、年下組の海青がまこに対して当たりが強くて甘やかさないから(対かずまなど年上に礼儀正しい海青を見慣れていた分このギャップがじわじわ面白かった)、まこが全然甘やかされ末っ子感がないのが不憫でかわいそいとしい。地味にやましょさんがまこのことさりげなく甘やかしているのもかわいい。

まこに限らずルートCは全体的にみんなおっとりしている。かずまも結構おっとりしているが、二人が画面の端っこで喋っていると空間がゆったりしすぎていてびびる。やましょさんもMC力があって周りも見えて気も使えるのに変に力が入っていないところがすごい、バランス感覚の人。先輩ゆえの不可侵領域にはるいさんが絡むこの95年の絶妙なバランス、ありがたいです。

ダンスチャレンジでは、パフォーマーが色々考えている間横でちょこんと立っているかずまが愛しい愛しい。自分が漁った情報を見る限りだとダンスも求められる以上に頑張りたい、という感じの人なのかなーと思っていたので、逆にそこにやんわりとした境界線があるのがパフォーマーへの尊敬と尊重を感じられてよかった。そして二周目のかずまの振り覚えを赤ちゃんを見守るように喜んでくれるパフォーマーのみなさま。

ベタ褒めレターに対して素直に満たされるルートCは、マイペースにしっかり自分に自信がある子が多いなと思う。

 

③三部(ルートA:りきやさん、健太、ほくちゃん、いっちゃん、龍、昂秀)

ぐーたらすることにめちゃくちゃ長けている人たちで笑っちゃった。いっちゃんの強めのいじりのあしらい方をわかっている昂秀、を面倒見良くかばうほくちゃんがとてもいい。ほくひでとかほくたくとかで発揮されるこのほくちゃんの面倒見の良いお姉ちゃんみ。

話が本題とずれるけれど、わたしはほくちゃんのこういうブレない芯の強さと強さから来る優しさがものすごく好きで、これはかずほくでも大いに見られることだな〜と思う。案外傷つきやすくて繊細で、触れられたくないプライドが明確にあるかずまを、中にいたらそっと寄り添って、外に出たら自分が割り食ってでも守ってくれようとするほくちゃんがいるなあと思っているし、そういうことをしても自分は容易に傷つけられないと明確にわかっているほくちゃんの強さが好き。守られていることに気づいていないかずままで含めて味わい深い。

三部で発見だったのは、なんとなくりゅたかのまとまったイメージでふわ〜っとした印象だった昂秀のイメージがかなり変わったこと。しっかりしていて平熱で、MC任されても特に慌てず恥ずからしがらず何も気にしていない感じが印象的だったし、兄たちが全然進行しなくても特にペースを乱されていなかったのが新鮮だった。

そんな自由奔放なルートAもお手紙にはじんわり照れているのがいとしい〜…。この企画定期的にやってもらいたい。

 

 

以上、そんな感じでぐーたらんぺいじ、めちゃくちゃありがたい企画だった。アーカイブ期間が長いのも含めて最後までありがたかった。

 

 

ザワ0とザワを履修したらザワクロの花岡楓士雄ちゃんの解像度がブチ上がったよ感想

※このブログはザワ0以降のシリーズのみを履修した楓士雄大好き人間が書いているので、一部解釈違い等あるかもしれませんがご容赦ください。長い解釈語りです。

 

タイトル通り。ザワクロで落ちた人間が、楓士雄と司の関係性の解像度を上げるべくザワ0とザワを履修しました。

 

まずザワ0(Huluにある)。ザワで楓士雄が鬼邪高に転校するまでの話。

ザワ0を通して一番よかったのは、司が楓士雄の親友であると自負するのと同様に(参照:ザワクロ)楓士雄にとっても司が「親友」なのだ…!という確信を持てたこと。わたしは楓士雄と司の関係性が死ぬほど好きだが、果たして司にとって楓士雄が唯一なのと同等に、楓士雄にとっても司は唯一だと言えるのか、ザワクロだけでは断言できないところがあった。楓士雄は三校連合に拐われたのが司でなかったとしても同じ行動をするだろうことはザワクロだけを見ても容易に想像ができたし、それが楓士雄の良さだ。「司も助けてほしいなんて思っちゃいねえよ」は親友ポイントが高かったが、やはり司の様々な意味での楓士雄への重さに匹敵する思いがあるとはいまひとつ断言しづらい部分があった。その不安を払拭してくれたのがザワ0の描写だった。

Wikipedia曰くザワ0の主人公は司だが、ザワ0の大半を通し司は水に濡れたアンパンマンのようにしょんぼりしており、楓士雄と二人で屋上に持ち込んだソファに腰掛け、帰らぬ相棒を一人待ち続ける。慕ってくる子がボコボコにされていても楓士雄のことしか考えていない司は、「なんでこんなにつまんねえんだよ…」と宣ったりしている。楓士雄との回想シーンではよく動く表情筋は、現在軸では微動だにしない。この姿を見ると今屋上のソファに楓士雄と二人で座れていることが司にとってどれほど幸福か伝わってくる。よかったね司。

話が逸れた。わたしにとって衝撃だったのは、楓士雄が鬼邪高を離れる回想シーン。「しょうがねえじゃん」と楓士雄は司に言い、「そんな顔するなって!」と続ける。重要なのは司がただ曖昧に微笑み、引き留める言葉などは発していないこと。楓士雄は、司の微笑みだけで彼が言葉には出さない機微を全て解している、解せる男なのだ…!ということが衝撃だった。司が楓士雄の機微を正確に解せるのと同じように、楓士雄も司を解せる関係性が構築されていた。よかった、楓士雄から見ても司は親友だった…!(安堵…)ただ「別に永遠の別れじゃあるまいし」にはやや不安が残ったが。司にとってはそれくらい辛いんだよ!まあ楓士雄なのでこれくらいは仕方ない。

しかしタイマンの主旨にも関わらず終わってから「俺もこっちに引っ越そうかな」などと言う司を見ると一体製作陣は楓士雄のリーダーの器としての道筋を付けたいのか、司からの楓士雄への執着を描きたいのか、欲張りすぎていてよくわからなくなるが、「一番を目指した結果、No.2になった男」の穏やかさを描いているということなのだろうか?まあ司の話を動じることなく笑顔で聞く楓士雄は正真正銘生粋の王だとわかるし性癖的に助かるので不問にする。

そして、楓士雄と司以外で印象的だったのはジャム男。「いつまでそんなこと言ってるんすかあ!もう楓士雄さんはいないんですよ!」や「今の司さん、リストラにあって家族に言えないサラリーマンみたいっすよ 」など、かなり大胆な発言を繰り返すジャム男。ジャム男は思っていたより司に強くて面白かったし、司は司で「お前のおかげで楓士雄と仲良くなれた」という人生で一番の恩を感じている相手なので、そりゃ心を許すよね。楓士雄以外では唯一司を笑顔にできる男ことジャム男。途中イライラした司にひどいことを言われていたが、あの強さでは特に心配する必要はない。そして司の場所をなんとしても守ろうとするジャム男…………お前が優勝だよ…………………… 。ジャム男は、喧嘩は弱いけど鬼邪高の派閥争いにわくわくしている時点でちゃんと絶望団地出身だし、根っからのヤンキー倫理観の元に生まれた子なんだなということが味わえて良い。 

あと孫の楓士雄が信じられないくらいかわいい。わたしもこんな孫がほしいよ。結局大海を目指して楓士雄は鬼邪高に帰ってくるけれど、作中を通して、楓士雄が「田舎で燻っている」「田舎にいることが不満」という認識では全くないことがよかった。だから楓士雄は楓士雄なのだ。

 

続いてザワ(アマプラにある)。

楓士雄が鬼邪高に帰還。あれだけジャム男たちの必死の攻防がザワ0で描写されながら、大将の座を転校一日目であっさり楓士雄に明け渡す司。司一派の気持ちを考えろよォ!と思わなくもないが、中越も躊躇なく楓士雄に降る(降るという言い方が適しているかわからないが)し中岡や他の一派の面々も表立った不満や困惑はなさそうだったのを見るに、ヤンキー倫理観的には割と一般的な行為なのだろうか。

ザワでは楓士雄と司には目立った動きはない(というか司は現状に満足しているので終始ハッピーだし、楓士雄は幼馴染たちに忙しい)が、楓士雄が鬼邪高の台風の目となっていく様子が描かれていてザワクロから見た人間として感慨深い。ザワ0で明確に言語化されていた「ボスorリーダー」が映像を通して示されていて、楓士雄(あるいは他の誰か)が鬼邪高で頭を取るための至上命題であることが伝わってくる。

ザワ0とザワを見ていて面白いなと思うのは、あんな狂った世界観の中でもちゃんと大人と子供の区別があること、子供は大人に守られるべき存在であるという理解があること、それを子供側もわかっていること。その屋台骨がしっかりしているのが不思議だったけれど、この世界の中でも重要な倫理観なんだろう。

同様に、ザワクロにも通じることとして、自分が喧嘩が弱いと端からわかっているのに形だけでも喧嘩の場所に出向いてちゃんと参加するジャム男はすごいなと思う。それがたぶん彼なりの誠意の見せ方、あの世界の誠意の見せ方なんだろう。

ザワの良さとザワクロの良さはまた全然異なっており、恐らく作品のわかりやすさとして新規が入りやすいのはザワクロだろうなと思うと同時に、わたしはザワから見ても絶対に楓士雄に落ちていただろうなと思えるいい映画だった。

 

そして、二作を履修した上でのザワクロ。すでに5回目だったので、今更感想が大きく変わることもそうそうないだろうと思っていたのに、全然違った。楓士雄と司の関係性の解像度を上げようと思っていたら、楓士雄の解像度がブチ上がるザワクロだった。

今までわたしは屋上で佐智雄からの手紙を読んだ後に楓士雄がジャム男に対して言う「強い男っていうのは、そんなことじゃねえのかもな」というシーンの持つ意味をいまいち理解できていなかったのだけど、ここがザワクロの楓士雄側の物語の主題だったように思う。ザワクロは、今まで漠然と「てっぺん≒天下一武道会優勝」というようなイメージを持って頭を目指しながら、己の喧嘩の強さ+自覚のない生来のカリスマ性によって自分の意志以上に周囲からの支持という外的要因によって鬼邪高の頭になった楓士雄が、リーダーとは何か、自分は鬼邪高にとってどういうリーダーになり得るか、なぜみんなは自分をリーダーとして認めてくれているか、という自分のリーダーとしての資質に逆説的に気がつき、遂に自覚的に鬼邪高を導こうとするようになるまでの物語だった。

今まで痛快な大乱闘スマッシュブラザーズ+すあまの物語として受け止めていたザワクロの、楓士雄側の物語。揺らぐすあまの対比としてブレない軸だった楓士雄側の物語は初見では気づくことが難しかったが、過去作を踏まえると楓士雄の葛藤と成長を含めそれぞれの物語が明確な対比の意図を持って描写されているとわかる。

自覚なく、鳳仙と喧嘩した頃のような状態とは打って変わって「鬼邪高」なりの一枚岩となった鬼邪高を作り上げた楓士雄が、三校連合という外圧によって自分が佐智雄や村山のような存在にならなければならないことに気がつく。自分がなぜ鬼邪高の頭になったのか自覚がないからこそ、自分とは違う存在として佐智雄や司の名前を挙げ、「俺じゃなかったのかもな」と迷う。一方で楓士雄だからこそ頭と認めた鬼邪高の面々は楓士雄がなぜ迷うのかわからず戸惑う。迷った上で、今は司もいない、佐智雄だっていない(そもそも鳳仙)、鬼邪高の頭は俺だ、なら頭として俺に何ができる、と考えた上での「仲間のためならいくらでも頭下げられる」が楓士雄が導き出した彼なりの答えなのではないだろうか。

(ということはやっぱり、司の不在が楓士雄のブーストの上で必要不可欠だったのか…?拐われたのが司じゃなくても〜なんて書いたが、楓士雄が自己認識を変えるためには「司」が拐われることに意味があったのかもしれない。よかった…よくないけど…。すあまとの対比の上では司である必要は元からあると思います。)

簡単に言えば「鬼邪高は自分が右向きゃあ右向く」と楓士雄が自覚した上で、じゃあどういう風に右を向くか、という判断ができるようになる、その判断を自分でする覚悟がつくまでの物語だと思いました。

ここで面白いのが轟の存在で、「うちの頭に影響されまくりだな」等のセリフからもわかるように轟は楓士雄を鬼邪高の頭として認めている一方で、鳳仙でのビンゾーの紹介を受けて「お宅にも似たようなやつがいんだろ」と小田島に言われ(この似たようなやつ、は文脈的に轟を指していると思われる)ハテナの表情を浮かべている楓士雄は轟のことを「自分が右向きゃあ右向く」存在だと認識していない。だからこそ屋上での「俺はもう必要ねえってことか?」と「ちげえよ」「仲間のためならいくらでも頭下げられるってことだよ」のシーンの絶妙なすれ違い感が生まれているのだと思う。そもそも自分を鬼邪高の一員として見ているからこそ自分が楓士雄に頭を下げられている意味がわからない轟と、あくまで鳳仙や鈴蘭のように頼んだら応えてくれるかもしれない関係値のある外の存在(=頭を下げる相手)として轟を見ている楓士雄のすれ違い。もどかしいね。今作では明示されていないものの轟が楓士雄より強い事実は覆っていないと思うので楓士雄の認識も理解できるが、なぜ轟が楓士雄を頭として認めたのか含め、この二人の絶妙な認識のずれの行く末が今後の作品で描かれるならアツいなと思う。

しかしまあ過去作を履修すると、ザワクロで鬼邪高の面々が当然のように自分の意志で屋上に集まっているのがもうかわいいし、その中に轟一派も違和感なく混ざっているというのも感慨深いしいとしい。みんなで焼きそば食べたりなんかしちゃって〜もう〜。泣き泣き。高校生かわいいね。司が二年間ひたすらしょんぼりしながら楓士雄を待ち続けた場所を、いま皆が思い思い集まる場所へと変えた楓士雄。司ももうこれ以上言うことなし。何より初見でも胸熱だった須嵜とのタイマンシーンで再び起き上がった楓士雄を誇らしげに見つめる鬼邪高の人々の表情の良さが、彼らがなぜ楓士雄を頭に選んだかを全て説明するに足るものだった。

司に関しては本当、楓士雄がいない日々に比べたら、そりゃもう毎日が最高に楽しい。拐われるのだって全然へっちゃら、ちゃんと一緒にぶっ殺しに来てくれる楓士雄がいるし、満身創痍でも自分で天下井の指をへし折る胆力だってあるので。殴られても蹴られてもロープで縛られて二階から落とされても泣き言一つ叫び声一つ上げなかった司が劇中で叫んだのは楓士雄が刺されそうになる瞬間だけ。司は元気です。頭を自覚した楓士雄の変化は、司にとっては願ってもないことだと思うので(そもそも楓士雄のリーダーとしての器を一番信じているのは司なので)、残り少ない高校生活は司にとって人生で最も幸福な日々でしょう。

あと司の方が断然見えやすいけれど、ザワ0、ザワに引き続きザワクロでも司とお揃いのネックレスをちゃんとしている楓士雄も良い。幼馴染たちとの木札のネックレスと同列に司とのネックレスをし続けていることで、救われる命があります。司も救われます。(木札の紐は更に見えづらく、焼きそばのシーンとラストのすあま整理券のシーンで微かに視認できる。)

ということで、楓士雄の解像度がブチ上がった、良質な履修体験でした。

(余談だけど、ザワクロ内で好きなセリフは数あれど、セリフがないからこそ痺れるほど好きなのが落下する司を受け止めた後の楓士雄。あの流れ、落ちてきた司に「大丈夫か」くらいあってもいいはずのものを、楓士雄は無言で二階を目指そうとする。ただの善ではない楓士雄の静かなる怒りと司への執着を感じられる貴重な瞬間。)

 

インターネットの海を泳いでいると6ザワはなんだか見た方がいいのか見ない方がいいのか判断がつきかねるが、自分の知らない楓士雄と司が存在することは耐えられないので、気が向いたら見たいと思います。

生粋のジャニオタがHiGH&LOW THE WORST Xを見て花岡楓士雄ちゃん及び川村壱馬さんに狂ったよという話

一週間前までTHE RAMPAGEのらの字も知らなかったジャニオタが、今、メンバー16人の名前をすらすらと言えます。????????????????

 

事の始まりはジャニオタ友人(猪狩担)がある日ザワクロを見てから狂ったようにザワクロのことしかツイートしなくなったこと。あまりの狂い様に彼女の周りで一人、また一人と「そんなに狂うなら見てみようかな…」と思う人間が現れ、ご多分に漏れずわたしもその一人となった。

28日夜、ザワクロ狂い猪狩担を含む三人でスプラをしていた流れで、次の日休みだったザワクロ狂い猪狩担以外の二人(松倉担友人+宮近担わたし)で見に行こうかという話になり翌日新ピカへと向かった。ハイローってよく聞くけどちゃんと見たことないし、試しに見とくか、教養〜という軽い気持ちだった。しかし偶然にもその日、我々の担当が10年以上望み続け、個人的にも4年とちょっと朝から晩まで精神を擦り減らして望んできた「Travis Japanデビュー」の報があり、はっきり言って我々は浮かれていた。ロサンゼルスに思いを馳せてハンバーガーとスムージーを平らげ、お揃いのメンカラピアスを買い、スタバの新作なんかも飲み、昼に会ってからもう普通に遊び倒していた。ので、猪狩担友人と約束した「鑑賞後のフレッシュな感想を届ける」ために設定された18:40からの上映時刻までには既にだいぶ眠気に冒されており、もしかしたら寝ちゃうかもねワハハなんて欠伸をしながら話した。

寝なかった。自分の脳がメリメリと音を立てて覚醒し、瞳孔がガン開きになり、一つのことしか考えられなくなっていることを実感した。

花岡楓士雄ちゃん。

もう花岡楓士雄ちゃんのことしか考えられない。花岡楓士雄、花岡楓士雄、花岡楓士雄。楓士雄。初対面から好きでした。

鈴蘭に一人で乗り込んで、心から喧嘩を楽しみながら派手に暴れ回る。屈託なく笑う笑顔とお顔が見やすい最高の髪型。こういう情緒赤ちゃんのスーパーマンに、どうしようもなくフラットでマイペースで自分だけの尺度を持っていて全員の「唯一」になってしまえる王に、わたしは、弱い!(大声)

もうこの時点で楓士雄が発した自己紹介(「鬼邪高3年、花岡楓士雄だよ」)を頼りにこの名前を忘れまいと脳内で無限に「楓士雄」がこだましていて、他のことが考えられなくなった。(このシーン、体感では瀬ノ門のシーンがチョコチョコあってからの開始30分くらいかと思っていたのに、後日見返したらクソ序盤で腰を抜かした)

加えて、楓士雄のいないところで「親友」を名乗る謎の司ちゃん。かわいい。コンビ厨、シンメ厨に、楓士雄と司が刺さらないわけがないだろ!(大声)ラオウが楓士雄が向かう価値のある男か謎に探りを入れる司に悶え、楓士雄に説教を入れる司に悶え(この時点で「楓士雄って鬼邪高の頭なの!?」と性癖ポイントに拍車がかかる)、ロープを切られる司をダイブして受け止める楓士雄に悶え、須嵜とのタイマンで楓士雄が一瞬倒れてから起き上がる、更に最後の拳をお見舞いするシーンの司の表情の良さに悶え。わかりやすく頭のネジ一本外れてる楓士雄と、わかりづらいけど楓士雄に関してだけは頭のネジ100本くらい外れてる司、死ぬ。

狂った。エンドロールから既にもう一度見たかった。これまた眠気などどこかに吹き飛んだらしい瞳孔の開き切った松倉担友人と顔を見合わせ、「狂った」とどちらともなく呟いた。

わたしの担当ライナップ、二宮、宮近、菊池、横原、知念、斗亜、立樹。基本的にマイペース、ぼんやり、ごきげん、向けられる好きの矢印に頓着しない、自意識が薄い、でも自己肯定感は高い、他人に由来しない確固たる自己がある、目が静かな人が好き。パフォーマンス点も加味。天才であればなおよし、王であれば性癖ビンゴ総開け。そういう人が大好き。初恋(というか初神輿?)は孫悟空です。

そんなの、花岡楓士雄のことが好きに決まってるだろ。こんなの小学1年生の算数のテストより簡単です。花岡楓士雄のことが好きに決まってるだろ!

思うに、ザワクロ(というかたぶんハイローシリーズ)というのはあまりにあらゆる性癖ドンピシャ人間のバーゲンセールで、誰が好き?の問いに答えたらそれだけで性癖大博覧会になるような、わたしって本当にこういう男が好きなんですね!?という自分の性癖お理解の時間でした。現に、上映後なぜか同じ映画館でザワクロを見ていて合流した深澤担友人は轟小田島に狂っていたし、金髪が好きな松倉担友人も無事小田島に狂っていた。わかる。

あまりに最高な映画で、こんな最高の映画をなぜ今まで見なかったのか?と自省する羽目になった。わたしは日本に住んでいながら今まで何をしていたんだろうか。記憶がない。この映画に出会わせてくれた猪狩担友人に感謝。

 

というわけで無事ハイローには狂ったわけですが、この後軽率にツイッター検索を行ってしまい底無し沼に落ちていく。きっかけはこのツイート。

待ってくれ!中の人も王なの!?という混乱と、楓士雄って、川村壱馬さんと言うのね…!あなたが川村壱馬さんなのね…!という発見。「川村壱馬」という字面は見たことがあったけれど、彼がどんな人なのかも、LDHに所属していることも、ましてやTHE RAMPAGEのボーカルだということも知らなかった。わたしのLDHの知識はTAKAHIRO氏やNAOTO氏など比較的メディア(特にバラエティ)露出の多い人と、一時期母が狂っていた岩田剛典さんと、啓司さんが好きな友人からもたらされる啓司さん情報に限られていたので、ギリギリランペイジはたぶんLDHだろう…(名前的に…)という赤ちゃんレベルの認識。なので、楓士雄と司の中の人が同じグループに所属しているだけでバカみたいにうれしかった。

そこからは順当に川村壱馬さんやら吉野北人さんやらかずほくやらの情報を漁りまくり、もちろん楓士雄と司及びハイローの情報も漁りまくり、スクラッチに勤しみ、2回目のザワクロを見に行った。ある程度このキャラはランペイジの人、という知識だけ蓄えて行ったら、あの人もこの人もランペイジ!?という進研ゼミ状態になった。2回目の花岡楓士雄ちゃんは二日間で蓄えた微々たる川村壱馬さんの基礎知識の中のどこにもない、川村壱馬さんが絶対にしない表情をしており、花岡楓士雄の存在をよりはっきりと感じられたと同時に、もう無意識下でそういう判断をしている己の狂いの初速が怖くて泣いた。前回はほとんど名前がわからなかったエンドロールは、大半がよく知る名前になっていた。

そのうちランペイジ自体について知りたいという欲が湧いてきた。そもそもこの時点で、16人のうち7人がザワクロに出ておりりくさんもスリボとして早々に認識していたので、既に半分の顔と名前が一致していた。恐ろしいランペイジ認識映画、ザワクロ。探し出せるありとあらゆる布教シートに目を通した(どうやらLDHのオタク(LDHのオタクという単語を使うかすらわからんが)はステマシートという単語は使わないらしく、相関図や布教シートなどの検索ワードで探し当てた)が、最終的に一番ありがたかったのはTikTokで、今までジャニオタとして大した縁のなかったこの媒体は登場する人数が少ない分一人一人を確実に覚えられることができて大変有用だった。かじゅま(もう既にかじゅまぺろぺろ人格になっている)が生きているか心配になるレベルでTikTokに姿を表さないことは切なかったが、TikTokで踊り狂うメンバーは新鮮でいとしかった。顔がはちゃめちゃに好きなしょごたむに心惹かれつつ、ツチノコことかじゅまが一瞬でも出てくると死ぬほどうれしい。情緒。TikTokのおかげで狂い4日目にしてランペイジ16人全員の把握に成功した。

ここでわたしの雑な見分け方一覧。

りきやさん:らんぺのパパ。ELLYさんの弟と色んな布教シートに書いてあるが、肝心のELLYさんが誰かわからない。
じんさん :風神。らんぺのママ。
りくさん:スリボのママ。かずほくを守るために筋肉を育てているらしい。
かみけん:最後まで覚えるのが難しかった人①。沖縄の人。顔が濃い。角度によってほくちゃんに見間違える。
るいさん:幼女。沖縄の人。TikTokをたくさん上げてくれる。
やましょー:背が小さくて色が白い人。たぶん天才だと思う。
かじゅま:楓士雄。赤ちゃん。ずっとかわむらいちまって読んでた。
ほくちゃん:司。豪快な赤ちゃん。しめちゃんに似たものを感じる。
しょごたむ:赤ちゃん。わんころ。顔が一番好き。しょごりく危うい。
しょへ:ゲリラタタで逆立ちしてた人。絶対に面白くさせるという覚悟。TikTokをたくさん上げてくれる。
いっちゃん:氷室。亀とじゅりを足して2で割ったみたいなお顔。猫が好き。
かいせい:難読漢字。最後まで覚えるのが難しかった人②。しょごをもう少し濃くするとかいせい。
まこつ:鮫丘。「ラウールみたいな子」by友人。かじゅまの寵愛を一身に受ける。
龍:芝マン。ビッグベイビー。顔が濃い。
たかひで:辻。赤ちゃん。顔が死ぬほど小さく足が死ぬほど長い。アフロディテ
たくま:末っ子。くまさん。

16人を把握できてわかってきて気づいたこと、それはランペイジもしかして、シルバニアファミリー?ということ。なんかもうめちゃくちゃかわいい。泣き泣き。かわいい…。他人に指摘されるまでもなく、既にわたしはランペイジに狂っていた。もう既にかじゅまのことを、これからもおもしろかわいがりながらぺろぺろ愛せるだろう…という気持ちが固まりつつあった。この若い王を、愛したいと思った。

そもそもわたしは生来興味のないものにはとことん興味がなく、ジャニーズ以外への興味も毛ほどもなかったし知ろうとも知りたいとも思ってこなかったので、こうして狂っているのはわたしの中で革命だった。好きの対義語は無関心なので、こうして愛せるものの幅が広がったことがとてもうれしい。

わたしは楓士雄のビジュが死ぬほど好きなので、恐らく楓士雄経由でなければ一生川村壱馬さんにたどり着いていなかったと思う。どれだけかわいらしくて美しくて可憐なかじゅまの通常ビジュよりも、ちょっとぷくぷくしている楓士雄ビジュにはどれも敵わない。と僕サバで虎之介に落ちた時も虎之介ビジュが最強!と思っていたのにいつの間にか通常ビジュの斗亜の方が好きになっていたので、いつの日か通常運転のかじゅまの方が好きになるのかもしれない。とにかく川村壱馬さん及びTHE RAMPAGEに出会わせてくれたザワクロ及び花岡楓士雄ちゃんに最大限のありがとうと愛してるを送りたい。

 

こんな文章を書いている間に3回目のザワクロ(副音声付き)を見終わったし、週末に4回目を見に行く。ザワクロ一生上映しててくれ。

夢全部ぜんぶぜんぶ

毎日毎日祈って、願って、どうにか叶ってほしいと歯を食いしばって思うもの。夢。

 

トラジャのデビューと、セクシーゾーンの東京ドーム。

片方、叶った。

 

叶った!!!!!

 

 

という下書きを8月に書いたまま放置していたのだけど、

 

夢、全部、

叶った。

 

叶った。

 

2022年、トラジャデビューも、セクゾドームも、どっちも、どっちも叶った。

夢かな。

 

 

宮近くん、あなたという世界一の才能が、諦念によって奪われる世界を絶対に見たくなかった。


オランジーナや寿司に縋った夜があったし、登場の順番や立ち位置、雑誌のページ数を心の盾にしたりした。+81は何の誇張でもなく一縷の希望だった。

色んな精神安定剤を並べて、大丈夫、大丈夫、と誰に言うでもなく何度も自分に言い聞かせた。

宮近くん、宮近くん。


デビューを願うのなんて宮近くんのためでもなんでもなくて、ただ自分が宮近くんと共に人生を生きていきたいから。宮近くんを網膜に焼き付けないまま過ごす人生が耐えられないから。宮近くんのこの先の人生をただただ見たいから、それに尽きる。

明日幕が開けて、宮近くんがいなかったらどうしよう、という感情が呼吸がうまくできないほど切迫することは、最近は多くはないけれど、それでも連続した仕事が終わったりすると頭を過ぎる。渡米もその連続だった。次があっても、5年後、10年後はわからない。

 

「デビュー」は、わたしにとって、宮近くんを一生見れるかもしれない権利を与えてくれる魔法のチケットだ。宮近くんをどうにかして一生見たい、見れる権利がほしい。宮近くんを見ないまま自分の人生を生きなければならないことが耐えられない。宮近くんなしでは生きられない。

そう言ってしまう罪悪感を超えて、わたしは宮近くんなしでは生きられない。

 

宮近くんと、生きられる。

Travis Japan、デビュー発表、おめでとう。

 

もう他になにもいらない。わたしの人生、もう全部叶った。全部叶った。

帝国劇場の男の子 / Endless SHOCK -Eternal-

勝利が帝国劇場に帰ってきた。帝国劇場の板の上に立つ勝利は、まるで初めからそうであるよう設計されたみたいに「お誂え向き」で、帝国劇場は勝利のために、勝利は帝国劇場のためにあるのだと思った。

勝利が歌う、踊る、泣く、笑う、叫ぶ、慟哭する、そして「ショウリ」という役が育つ、その全てのために帝国劇場はあった。

 

<一幕>

Overture

スクリーンに映る「𝐒𝐡𝐨𝐫𝐢 𝐒𝐚𝐭𝐨」に何度でも涙が滲む。ショウリサトウ、佐藤勝利、勝利、ショウリ、しょうり…わたしたちの赤、わたしたちの麒麟の子。

 

Scene: 1 SHOCK Opening

人が次々と舞台上に姿を現す中、ショウリが上手からぬっと現れる。本当に「ぬっ」としか表現できない出方をする。舞台中、ショウリはいつも上手にいたような気がする。そんなことはないのだけれど。ここでも、ソリタリで出とちる時も、ジャパネスクで泣き叫ぶ時も、ずっと上手にいる。

このシーンは、とにかくリツキの美しさが際立つ。純白の礼服に漆黒の髪。幸運よ君と共に在れと願う。

(このシーンは本編とEternalでたぶん違うのだけど、基本パンフの表記に従います。わかりやすいので)

 

Scene: 2 Off Broadwayのショー

青いタキシードに身を包んだショウリが目が眩むほど好きだった。貴方、こんなにも青が似合う人だったのね!赤の貴方しか知らなかったから驚いた。世界の色は全て貴方が纏うために名付けられている。

 

Scene: 3 劇場のバックステージ

人類全員が好きな曲ことYMD。光一くんが言っていた、本編でのセリフの言い回しよりも強めに言っている、それだけ当時のカンパニーにとってコウイチの一つ一つの言動は影響の大きいものだったから、という話がとてもすき。事実は人の数だけあるのだ。

ショウリの、ワンモーションで木箱に飛び乗る身軽さがたまらなく好きだった。上手く表現できないけれど、普通だと①箱に飛び乗って、②立つ、だと思うんだけど、ショウリは飛び乗りながら立つ。その軽さが、一瞬だけ垣間見える勝利で、とても好きだった。

コウイチとリカがステージの中央で二人で歌う時、いそいそと梯子を運んで、二人を後ろから見ながら両手でハートを作るリツキが可愛くて大好き。集合写真の後にコウイチが座っていた真ん中の椅子に一人で座って、ショウリに頭を叩かれる流れまで含めて、清く正しく末っ子だった。

 

Scene: 4 劇場の屋上

屋上の下のダンサーの描写が大好きで、いつもそちらばかり見ていた。ONE DAYの音とシンクロしながら踊る彼女たちの美しさ。夢に向かう人は、誰しも絶え間ない努力に支えられているのだと実感する。努力が自分を裏切ることはあっても、努力した自分が自分を裏切ることはない。

 

Scene: 5 ニューヨークの街

Eternalにはない!(はず!)

 

Scene: 6 インペリアル・ガーデンシアター

MOVE ON。ショウリの、赤いライトの中黒く浮かび上がるシルエットが大好き。「受け止めてみよう」で目線は上を見ながら胸に手を当てて一礼し、皮肉な笑みを浮かべる。ここの表情が後半にかけてどんどん良くなっていて、「ショウリ」が育っているのを如実に感じた。声もとてもよく出ていて、降りかかるレーザーを浴びるショウリがとてもよかった。

ソリタリ。SHOCKが決まってから、ソリタリを出とちる勝利を見るのがずっと楽しみだったので、出とちるショウリを見られただけで感無量だった!出とちるショウリは暴れる暴れる。不服を体全体で示す。そして退場。

ソリタリは、ハラと愛リカがとにかくよかった。ハラ。ハラのソリタリを見ずには死ねない。そしてハラのソリタリを見て死ぬことは許されない。生命力、生命力、生命力!ハラが生命力を放たない瞬間なんてないのだけれど、ソリタリのハラは視線そのものが弾丸のように鋭くて、妖艶で、蠱惑的で、それでいて挑発的。ソリタリはハラを見る時間。愛リカは、拳銃を渡した後の類稀なる微笑みが忘れられない。何物にも変え難い微笑み。まるで今コウイチに手渡したものが花束であるかと錯覚するくらい少女のように、けれどはっきりと拳銃であることを思い出させる意志のある微笑み。

想像以上に広く奥行きのあるソリタリのフォーメーションも大好き。帝国劇場が大好き。

 

そして、独白。ソリタリ後の独白の時間が本当に本当に本当に大好きだったのだけど、これがソリタリ直後なのかバックステージを挟んだのか記憶が曖昧…。でもバックステージでブザーが鳴ってそのままジャパネスクだから、たぶんここのはず!

ここは、コシオカの独白があまりにもよい。「コウイチの放つ眩いばかりの光も、悲しいくらいの暗闇も、それを受け止められるのは俺しかいない」のセリフがあまりに好き!悲しい、は、哀しい、でも有り得ると思っている。そして、生命力に満ち溢れるあまり明らかに頭が真っ白になっていないハラが言う「頭が真っ白になって足が竦んだ」も味わい深くて好きだった。本当に、Eternalでしか見られないここのシーンの、みんなの抱える「虚」があまりにも好きだった。

 

Scene: 7 バックステージ

ショウリ、また暴れる。血気盛ん。

 

Scene:8 Japanesque Show

ジャパネスクのショウリの衣装がわたしはだ〜〜〜〜〜〜いすき……。毛皮からしか得られない栄養がある。Eternalは血飛沫は出ないけれど、その代わりショウリの後悔、絶望、絶叫があって、ライバルとしてのショウリにとってものすごく大事なシーンだった。「何を続けるって言うんだよ」というショウリの全身から放たれる慟哭が四ヶ月経った今も脳裏に焼き付いて離れない。ショウリというライバルの特筆すべき点は、その悲壮感であったと思う。コウイチに追い付きたい、でも追い付けない、なんで、どうして、俺はこんなにも、とショウリは泣きじゃくる。上手でぽつんと蹲り、子供のように泣き叫ぶショウリの悲哀から来る激情が、とてもとてもよかった。

 

<二幕>

Prologue

いつか本当にシェイクスピアを演じる勝利が見たい、と思う、最高のシェイクスピアシアター。大好き!

コウイチとショウリ、という華と華のぶつかり合いが、シェイクスピアにこれ以上ないくらい相応しい。特にハムレット。主題も相まって、二人が叔父と子あるいは父子に見えたし(役は逆だが)、「復讐」「叔父殺し」が明確な像として迫ってきた。怯え、惑い、恐怖するショウリの美しさと幼さ。ライバルショウリを堪能するシーン。

 

Scene:1 オーナーの劇場のバックステージ

Don't Look Back。コウイチとショウリが重なるように踊るのが印象深い。本編配信を見た時点で今年のSHOCKは「0番」と「0番」の衝突だ、と思ったけれど、それを一番に感じるシーン。まだ0番になる自覚のない未熟なショウリがコウイチを通して0番が何たるかを知っていくSHOCK。二人が「この舞台の0番」と「生来の0番」であることが逆説的に対比を大きくさせる。勝利にとって、このタイミングで形式上だけでも「0番ではない」立ち位置を演じられたことは、ものすごく大きくて、意義のあることなのではないかと思う。

 

Scene:2A インペリアルガーデンシアター

途中から演出が変更され、ショウリが加わるようになったHigher。変更前は皆が徐々にコウイチのパフォーマンスに参加していく中、最後まで曲に参加せず下手で項垂れていたショウリが、変更後は途中から参加し、コウイチと二人で並んで歌う、笑顔を見せながら!カンパニーが笑顔で客席に迫ってきて、大迫力の中ショウリがその輪に入っていく。最後はショウリがセンターで終わり、コウイチは一段上に一人、ショウリと重なるように立つ。ショウリが歓声に包まれながら仲間と共にステージを後にし、コウイチはただ一人ステージに残される。嗚呼。本当に素晴らしい、次のシーンに繋がる演出だった。変更前はコウイチとの刹那の共演の喜びとショウリの未熟さを感じさせるシーンだったものが、変更後はむしろショウリだけでなくカンパニー自体がコウイチの不在を自ら乗り越え、新たな門出への希望や成長を感じさせるシーンになったと感じる。一方、コウイチがたった一人一段高いところに立ち、コウイチの位置にショウリが立ったことで、生者と死者の明確な境界線、生者に干渉できない死者コウイチの哀愁と孤独を感じさせるシーンとしても新たな意味を持った演出だったように思う。

このシーンの変更を光一くんは「勝利の努力と成長」と表現していた。ショウリではなく、勝利、と。

 

わたしはどの現場でも、「この瞬間にチケ代全額払ってもいい」と思える場面に出会えることが何よりうれしいのだけれど、SHOCKにおいてはHigherがそれだった。それになった、と言った方が正しい。そう言える場面になったことが何よりもうれしい。

 

Scene:2B バックステージ

ここはEternalではバックステージではない、はず。コシオカがショウリがちゃんとスーツで来てくれて安心するシーン。ショウリの花束からみんなが花を次々取るシーン。このシーンに繋げる意味でも、Higherにショウリが混ざることは必要不可欠だった。

 

Scene3: It's A New World On The Earth

夢幻。ゆめまぼろしの美しさ。あんなに動いているのに、ものすごく静かな美しさ。お手本のようなシルエット。お手本なんだけれど、飛ぶために生まれたわけではない体で飛ぶコウイチ、美しかった。

太鼓前、コウイチとショウリが笑い合う。涙が出る。最初はバチに体を取られていたのに、日に日に己を制御できるようになったショウリに感極まる。

夢幻以降のショウリとリカのシンメが、震えるほどによかった。青と赤の紐を持ち、鏡のように踊る二人。リカは、勝利にとって生涯で出会う最初で最後のシンメなのだと思った。

そして夜の海のハラもまじでいい。これを見ずには死ねない。

 

Scene 4: フィナーレ

フィナーレはセットの美しさが本当によい。純白に包まれたカンパニーが、本編とはまた異なる、「3年後」の彼らであることもまた愛しい。コウイチの死を受け入れ、乗り越え、新たなスタートラインに立つ日のように思える。

 

Curtain Call

こんなに楽しいカテコも他にない。カテコの勝利は、何度見ても、そんなに?っていうくらい直角に肩に力が入っていて笑った。そんな勝利が大好きだよ。たくさん失敗して、たくさんもがいて、没入して、失敗する自分も肯定できるようになった2022年春。勝利がショウリに出会えてよかった。ショウリを連れてきてくれた春をずっとずっと覚えていたい。

 

 

本当は博多座を見る前に、帝劇だけの記憶で感想を一旦書き上げてしまいたかったのだけれど、博多座を見たことで逆にショウリというライバルについてもう一度客観的に振り返ることができてとてもよかった。し、帝劇期間中は身内目線でちゃんとできているか、自信を持てているかという気がかりが勝って気づかなかったけれど、わたしはショウリというライバルがとても好きだったのだということを知れた。

 

勝利のお星さまのような目が瞬く。世にも綺麗なお顔が劇場の照明を浴びて輝く。勝利にとって帝国劇場が、帝国劇場にとって勝利が、あまりにもお誂え向きで、この子は、ここに立つために生まれたのだと思う。わたしがヒロムであったとしても、必ず、必ず、全生命を持ってしても、この子をこの場所に立たせなければならないと思うだろう。

二ヶ月間、勝利は、ショウリとして、何度も何度も挑戦して、失敗して、その度に立ち上がってきたことが、光一くんの目にも、一観客の目にも明らかだった。ショウリが、打ち返してきてくれたことが、なによりもうれしかった。

 

勝利、ショウリ、素敵な春をありがとう!SHOCKと出会ってくれてありがとう!帝国劇場に帰って来てくれて、ありがとう!

ゆるゆる遠征日記@北海道

遠征楽しいな記録。

行き先:セクシーゾーンライブツアー2022 ザ・アリーナ@真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

 

6月19日(日)

  • 4:30 起床

爽快。前日荷造りが終わらなくて1:30に寝たけど爽快。

 

  • 6:40 成田空港着

わたしも友人も遅刻がデフォなので1〜2本遅れてもいい時間に集合時間設定。奇跡的に2人とも遅刻せず。やればできる。

 

  • 8:00 成田空港発

のんびり焼売を食べていたら連絡バスに乗り遅れそうになった。機内ではメイクしたりうちわを仕上げたり。

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コンビニで軽食を買っていたら乗ろうと思っていた快速エアポートを逃す。前乗りして現地で合流する友人たちに遅刻連絡。電車は一本逃したけど、この時買ったミニあんぱん5個に後々命を救われる。

 

シャトルバスで会場へ。案内してくれたおじさんに6分で着くと言われたけど道が混んでいて15分くらいかかった。でもバスは無限に来るので列が長くてもすぐ乗れる。

 

まちがいさがし

会場やや手前で下車。自然がすごい。草の匂い。雨が降っているような降っていないような。じっとりと湿気が纏わりつきクソ暑い。死ぬほど汗っかきなのでこの時点で前髪がおしまい。会場正面から山が見えて大変よい。友人たちと合流。去年の新潟ぶりの再会にツアーを実感。

 

  • 12:30 開演

(o'ω'o)ホッカイドウッッッナマラメンコイッッッ

 

  • 15:00 終演

昼食を求めて三千里。色々迷った結果近くのイオンに向かうことに。徒歩15分くらい?暑すぎて瀕死。無事到着するも規制退場の順番が遅かったのですでにフードコートに空席はなし。諦めてパンを購入し会場へ戻る。溶けるように暑い。北海道だからと理由をつけソフトクリームも買う。友人は写真を撮る暇もない速さで食べていて笑った。

力強い拳

へろへろになりながら会場に戻る。教訓、履き慣れていない靴で知らない土地に来てはいけない。ブルーシートを持参する機転は持ち合わせていなかったので、使う機会のなかったセクシータオルを敷いて会場前の原っぱに座りパンを食す。泣くほど美味しい。しばし足の休息。

 

  • 17:30 開演

(o'ω'o)ホッカイドウッッッナマラメンコイッッッ

 

  • 20:00 終演

最高!

ホテルヘ直行。もう一度外に出る自信はなかったのでコンビニで食料調達。シャワーを速攻で浴び、アルバムを流しながら宴開始。最高すぎて泣ける。最高の気分と肉体の疲労に包まれ就寝。

 

6月20日(月)

  • 8:00 起床

絶対に遅れるので出なきゃいけない時間の10分前に出発時間を設定。10分遅れで出発。

 

思ったより時間がないことに気づき爆速で自分用のお土産を購入。

これは買っていない

 

爆睡。

 

  • 12:40 成田空港着

お昼を食べて3時間ほどだべり解散。

 

ザ・ハイライト / Sexy Zone、愛してる!

愛するSexy Zoneの最新アルバム『ザ・ハイライト』がとてもとてもよかったので感想!音楽論とか何もないです。感情、感情、感情!!!!!短い!

 

1.Forever Gold

Sexy Zone 「Forever Gold」 (YouTube Ver.) - YouTube

原色!サスペンダー!肩パッド!最高!キラキラしてるよりも遥かにもっと強く物理的に輝きが襲ってくる、まさしくshining so bright、まさしくセクシーゾーン!!!!!フォーエバーゴールド、わたしにとって永遠の金色!「照れ臭さも君のため、ダサいなりに本気だった甘い日々たち」と歌う11年目のセクシーゾーンに涙が出る。「色褪せない日々はGolden Age of wanders」という歌詞が好きすぎる。何度だってどこへだって共に迷おう!

 

2. Desideria

洒落てる!!!!「覗き込む窓のムーンライト」の迫り上がっていく感じがたまらん。

 

3. THE FINEST

Sexy Zone 「THE FINEST」 (YouTube Ver.) - YouTube

サイコー。まじで風磨くんの声との親和性がすごすぎる。「I'll follow follow follow you bae」の語感の良さ。daaaamnとmoooveのところでメンステをお互いにもたれながら全員で行ったり来たりしてほしい!!!Sexy Zone is definitely the finest daaaamn!

 

4. 夏のハイドレンジア

Sexy Zone 「夏のハイドレンジア」 (YouTube Ver.) - YouTube

この中にハイドレンジアがあるの、ちょっとじわる。

 

5. Iris

初っ端から好き、好き、好き!!!!!めちゃくちゃ好き!!!!!!!風磨くんの歌声ーーーッッッ!!「他愛の無い」の「他愛」を"たわい"って歌う声色が超好き。終わり方も超イイ。

 

6. SUMMER FEVER

最初試聴で聞いた時そんなかな〜と思ってたけど、フルで聞いたら良すぎる!!!SUMMER FEVERを真夏の横アリで聞けるの、想像するだけで楽しすぎる。踊り狂いたい。「Midnight」と「みない」、「In the night」と「いいんじゃない」をかけるジャニーズ伝統芸。「高まる Ladies & gents」の「高まる」がいつもワカモレに聞こえる。

 

7. Story

もうイントロの時点で好き。よい!!!!!!まじでいい、やっぱりセクシーの歌声って最高。「真夏の夜のStory」のユニゾンが世界一きれい。「Touch」と「たった」の「たっ」に境界線がない風磨くんの歌い方が大好き。そして終わり方も最高!!!!!!

 

8. Eliminator

魂がよすぎ。しかしイントロがない曲が多いのちょっとさみしい。サブスクの荒野で戦わなくていいからこそのイントロの妙を残しておいてほしい。ケンティーの声質というか歌い方がよく映える曲。こういう歌詞を、10周年を超えてもなおメンバー全員が意気揚々と歌えることが早期デビューの恩恵であり強みだと思うから、しっかり自分たちらしさを愛してほしい。

I’m an eliminator for domination←最高の歌詞。

 

9. Freak your body

めちゃくちゃかっこよく性行為について歌っている。いつもなら夢溢るる「頂上」という言葉が全く別の意味を持つの、最悪で良い。

 

10. 休みの日くらい休ませて

会社のこと思い出して最悪、しかしセクシーのガヤは最高。風磨くんの声はほんとにかわいいな!!だいすき!!!!あと聡ちゃん圧縮ファイルってわかる?

 

11. LET'S MUSIC

Sexy Zone「LET'S MUSIC」(YouTube ver.) - YouTube

この中に入ってくるレツミュ最高すぎるだろ!!!!逆に他のどのアルバムに入るんですか?ってくらいぴったり。リード曲でもおかしくない。ハイドレンジアのじわりが嘘みたいにぴったり。アイドルの音楽をやるんだぜ俺たちは!!!!!

 

12. Summer Ride

もう一言目からよすぎる。なんかセンスとソツのなさに舵を切りすぎて、そりゃ音楽的に評価してもらえるかもしれなくてもわたしの大好きなセクシーゾーンの音楽性が消えてしまうんじゃないかって一人で不安になってたけど、やっぱりセクシーゾーンが作る音楽が世界で一番好きだった!!!安心した!!なんかそれが超うれしかった。めちゃ最高すぎる曲。

 

13. Dream

試聴の段階から一番好きだった曲。やーーーーーばい。やっぱり魂から好き。もうイントロが1秒流れただけで好き。最高すぎて泣けてくる。この音を所有できる幸せ。CD、ありがとう。ああもう一言目から好き。風磨くんの歌う「揺さぶる」だけで救われる命があります。風磨くん、風磨くん、風磨くん!好きすぎて泣ける。歌詞も最高だけどなによりもメロディーが最高。グルーヴ。どんな演出になるのか楽しみすぎる。「変わるがわる」の音の楽しさ、「それじゃ」で集まるセクシーゾーンの声!「夢みたいに綺麗に消えてOk?」の「Ok?」の手軽さと切なさ!良すぎる〜〜〜〜。もうすでにわたしの中の2022年楽曲大賞第一位。

 

14.Ringa Ringa Ring

なんか、このアルバムの中で一番セクシーゾーンっぽい曲!!セクシーゾーンの楽曲に現れる主人公タイプド真ん中ストレートホームラン。この誰にも汚されない害されない健やかな自意識!かわいくて生意気でちょっと切なくて素直でマイペースで上品だけど芯のある自尊心!七転八倒それでもがんばる!のセクシーゾーン性!!!!!良すぎる!!!!!!りんがりんがりんぐが最後にくるのよすぎる!!!!!!!!!!!!セクシーゾーンすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

カァーーーーーーッッッ。最高。みんな聞いてくれ。

なんと全曲ダイジェストまでYouTubeにある。福利厚生。

Sexy Zone アルバム「ザ・ハイライト」全曲ダイジェスト - YouTube

このアルバムひっさげてやるツアーが真夏の日程なの、それ以外ないってくらい最高!

 

新規的LilかんさいYouTube見どころたち

突如りとるかんさいにハマって約一週間、ようやくYouTubeを全部見終わったので、新規なりのそれぞれの見どころをまとめたい!!のでまとめます。本当はただかわいいりとるのスクショ載せたいだけ。

 

1.Lil かんさい【第1回企画会議】僕らもYouTube始動します! - YouTube

・制服

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惜しい。

・マンホール入ったことあります?

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るーく様「あんまりない…」

・ジャニーズのバンクシーになることを唆される斗亜と唆するーく様

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2.Lil かんさい【まさかの解散危機!?】リトル的格付けランキング - YouTube

・仮止めされた彪太郎の一丁羅

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・まじで字が小さい拓哉とブチ切れる斗亜

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・連続5位でいじける風雅

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3.Lil かんさい【ガチ泣き!!】誕生日プレゼント交換会で手紙読む - YouTube

・なぜか誕生日ではない3人も含めてのプレゼント交換会(予算3000円以内)

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・倒れそうになるカメラにちゃんと焦る風雅

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・赤ちゃん

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・赤ちゃん(泣)

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・ファンレター風にお手紙書く斗亜

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・耐えられへん子たち

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4.Lil かんさい【罰ゲーム神経衰弱!!】ありえんわ〜! - YouTube

・風雅のリアクションに納得いかずビリビリペンの性能を躊躇いなく試す斗亜

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・痛いからいつらいなんでもござれな斗亜(伏線回収)

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・バラエティに命を売っているのでYouTube4回目にしてまじで虫を食べるりとるかんさい

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一応雑モザイク

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そら嫌よ〜

・拓哉だけ食べた蜂の子が美味いとわかった途端全員で食べてみる好奇心への素直さ

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エスパーるーく様

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5.Lil かんさい【全グループ横断企画】占いランキング…1位かもわからんで!! - YouTube

・パスワードを誕生日にするアホ拓哉

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・チャームポイントをちゃんと見つけている斗亜

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・冴え渡る彪太郎のツッコミ

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・エレメントがシンメ・センター・シンメでちゃんと分かれるりとるかんさい

・最後の挨拶のるーく様

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6.Lil かんさい【少年忍者と初コラボ】プロフィール覚えましょう! - YouTube

・ファソ

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・お尻が大きいことが知られている拓哉

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・アホバレ

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・るーく様

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7.少年忍者 【Lil かんさいコラボ第2弾】ダンスしりとりでガチバトル - YouTube

・クレイジージャッジ

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・スウェットの下にもう一枚着ている斗亜

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・無敵の岡﨑

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・もう負けねぇからにジタバタする斗亜

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8.Lil かんさい【嶋﨑斗亜のこと】僕たち…覚えてる? - YouTube

・るーく様の語彙に驚愕するふがたく

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・しっかりしてほしい風雅

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・企画趣旨崩壊

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・本当にありがとう(泣)

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・みんなに真面目に答えてもらえなくていじける斗亜

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9.Lil かんさい【クレープで新発見】ニシタク大興奮! - YouTube

・生地を混ぜるスピードが遅いだけで散々な言われようの拓哉

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・赤ちゃん

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・独特な食レポ

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・マヨネーズ絶対合う!でハモったことに笑っちゃうハムちゃんず

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・渋滞するマヨネーズ

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・美味すぎて19京点つけるるーく様

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10.Lil かんさい【ガチコスプレ】彪太郎の女装はハイレベル!? - YouTube

・大変申し訳ありません。

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サザエさんのフリをガンスルーする凡ミスを犯し落ち込むコタエさんf:id:by_n:20220511183422j:image

・賞賛される斗亜のまつげf:id:by_n:20220511183427j:image

 

11.Lil かんさい【追いつけ追い越せ!】なにわ男子初のアリーナツアー裏側お見せします!! - YouTube

・さみしんぼ斗亜

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・りるみらくるバックに映される最高のステージ裏

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・ひーん(泣)

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・彪太郎の謎フリに瞬時に目を合わせるふがとあf:id:by_n:20220511184029j:image

 

12.Lil かんさい【初!寝起きドッキリ】まさかの展開で…ダブルドッキリに!! - YouTube

・楽しくて寝落ちしちゃったらしい3人

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・果たして何が生まれるのか

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・シッ‼️

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・何も知らされていない拓哉f:id:by_n:20220512102225j:image

 

13.Lil かんさい【水牛にマジビビる…】北海道の牧場で動物ふれあい対決!!! - YouTube

・へっぴり腰でも誰に対してもツッコんだるという気概は失わない斗亜

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・ウサギゲーではなく馬ゲーf:id:by_n:20220512111614j:image
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・大西はにゃ風雅さんf:id:by_n:20220512111603j:image

・水牛の尾の餌食になる大西はにゃ風雅さんf:id:by_n:20220512111611j:image

 

14.Lil かんさい【人生初です…】ガチ牛で搾乳スピード対決!!!!! - YouTube

・パッ!と言われた瞬間パッ!とおててを開く斗亜

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・牛のストレス負荷を心配する斗亜f:id:by_n:20220512113005j:image
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・牛の労働環境を心配するるーく様f:id:by_n:20220512113011j:image

・煽りの語彙が「やってみたらわかんねん!」のみの彪太郎

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15.Lil かんさい【巨大迷路大脱出】トウモロコシ畑を駆け抜けろ! - YouTube

・良質なふがたく

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・喜びすぎてカメラを蹴り落とす拓哉f:id:by_n:20220512114853j:image
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・おててを広げて安全を確保するるーく様f:id:by_n:20220512114850j:image

・道じゃなかった彪太郎f:id:by_n:20220512114837j:image

・のんびり風ちゃん

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・死ぬほどしょうもないこと言う拓哉f:id:by_n:20220512114840j:image

・喜び方がプリンセスなるーく様f:id:by_n:20220512114835j:image

・のんびり風ちゃん

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・屁理屈をこねるるーく様を体の動きごと封じる斗亜

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16.Lil かんさい【とうもろこし畑の中心で愛を叫ぶ!】絶叫せよ! - YouTube

・いつまでりとるは真夏の北海道にいるんや

・こういう鳥おるよね

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・喜び方ギャル

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・美味しいねえ(泣)

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17.Aぇ! groupとLil かんさい【初コラボ🎁】X’masプレゼント交換会🎄 - YouTube

・真夏の北海道の次がクリスマス

・小島を画面からどかす斗亜

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・泣きそうになる小島を見つめる斗亜
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・本編開始(7:53)

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・全てのプレゼントを斗亜向けに買う小島と小島と一緒はめっちゃ嫌な拓哉

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・クリーンヒット

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・めっちゃウケてる風雅

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・さのとあ(拝)

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18.Lil かんさい【罰ゲーム!7日間連続5時半起き】ヤラカシた奴がいます… - YouTube

・記憶にない川柳

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・もういける斗亜

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・いけなかった

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「調子乗った〜」で終わらせてくれる彪太郎、甘い

・偉いのか?

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・超えてくる西村

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・一番愉快な人

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19.Lil かんさい【2022の抱負】新年のご挨拶! - YouTube

・2022年もGoodLuck拓哉

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20.Lil かんさい【真冬の滝修行】寝坊で…極寒の滝に打たれろ!! - YouTube

・拓哉ァ(泣)

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・うまいこと言うな

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21.Lil かんさい【KinKi Kids・関ジャニ∞・ジャニーズWEST・なにわ男子】観覧車でシングル全部暗記せよ! - YouTube

・観覧車にはしゃぐ赤ちゃんたち

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・ノニに怯えて急に真剣になる赤ちゃんたち

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・ボクの背中にある羽をおててで表現する斗亜

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オタクにも見えてるよ(泣)

・自分のも覚えてほしい斗亜

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・頼られまくる最年少

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・たくさん助けてあげるるくたく(泣)

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すこやか(泣)

 

22.Lil かんさい【祝!高校卒業】ジャニあるも暴露…高校生あるある! - YouTube

・すこやか

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・急いでならなくていいのよ…

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23.Lil かんさい【祝!高校卒業記念企画第3弾】DKマイブームを聴いてくれ! - YouTube

・犬

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・無理のある仮定

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・なんの説明もなく突如黒板に現れるぞう

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・斗亜のパパに釣りに連れてってもらう赤ちゃんたち

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この子たちの飾らない背伸びしない等身大さが一等好き

 

24.少年忍者【初主演!映画公開記念緊急コラボ】東西ジャニーズJr.ガチバトル - YouTube

・彪太郎の打点

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・豊田くんに大タメ口を使っていたるーく様

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・ブラフ

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・終始深田に当たりの強い彪太郎

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25.Lil かんさい【東西Jr.コラボ企画】ガチ人狼で裏切者は誰だ⁉ - YouTube

・サムネで一人棒立ちの斗亜

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・果敢に混ざりに行く深田

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YouTube側に諭される赤ちゃんたち

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・じゃれるそたふが

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・ピュアボーイ深田

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・一人果敢にボケる彪太郎

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26.Lil かんさい【全員の本性暴きます!】顔診断って結構当たってる⁉ - YouTube

・おでこ

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・道に迷える風雅

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27.Lil かんさい【ジャニーズ名言】関ジャニ∞・亀梨・目黒からの言葉… - YouTube

・15分前の「もうつく」は風雅なりの優しさ

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・大先輩(安田くん)にもちゃんと切り込む斗亜

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・結局斗亜も小島のことが大好き

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・彪太郎に対しめんどくさい彼女になる風雅

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・おじいちゃん

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・母の呼び名、みんな違ってみんないい

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28.Lil かんさい【史上最大級の罰ゲーム??】これは神回!18禁カレーで奇跡が… - YouTube

・メンタリスト嶋﨑

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・古典的表現

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・えらいねえ(泣)

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・口内冷却を手伝う斗亜の手

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・スタッフを歓喜させるりとるのバラエティ力

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・想像でお腹を痛める赤ちゃん

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・ようちえん

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・「火吐き方教えたげるわ」

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2022年5月12日時点、通常企画動画以上です、ごちそうさまでした(合掌)

見る養命酒ことりとちゅーぶを見よう、世界!

 

ショタコンの波動〜春爛漫〜

2022年春、わたしは二人のショタ

大東立樹と嶋﨑斗亜

に狂った。

18歳以下に手を染める罪悪感。2000年代生まれって何?

いや、そんなこと言ってもお前皇輝や龍我ちゃんのことも前から推してるだろという至極真っ当なご意見。しかし、二人は「推し」という言葉でなんとかごまかすことができた。でも立樹と斗亜は、どうしてもごまかせない。担ぎたい。この神輿を担ぎたい。

わたしの中では、担当って「他者の解釈に委ねたくない人」、である。委ねたくない。担当に、したい。

 


立樹は、一番最初は「ハムとリッキー」のリッキー。「アシタを忘れないで」を見に行くことは叶わなかったけれど、大貴と映っている動画を孫を見るような目で見ていた。少クラで首の座っていない赤ちゃんたちの真ん中で歌うようになってからは、この子だけ「見られている」意識がありすぎる…!と慄いていた。それでも孫。

しかしSHOCK。SHOCKの立樹が良すぎた。本編配信でも薄々気づいていたけれど、Eternalを見に行ってもうダメだった。何だこの子は。舞台に立つために生まれてきた子だ。

ターンが否応なく美しい。全てのターン、全ての動きに意志がある。少し目にかかる前髪を気にもせずステージを一瞬も降りない。壮絶な色気。これでもかとステージに映える。SHOCKの末っ子なのに、涼しい顔して楽しみながら、SHOCKという演目になんなくついてくる。合間にショウやコシオカにちょっかいをかける余裕すらある。なのに声は年相応に幼い。一瞬も目が離せない。離したくない。この子を見ずに何を見る。

わたしは王が好きだ。強さの軸を自分以外に委ねない人が好きだ。ステージから一瞬も降りない人が好きだ。自分のパフォーマンスに確固たる自負がある人が好きだ。舞台度胸のある天才が好きだ。

立樹、わたしが好きなポイントをことごとく抑えていて、すごい。スタスタと歩くリツキが忘れられない。わたしはスタスタと歩く男が大好き。

SHOCKの観劇メモに、「わたしはこの人が何を考えてるとかどういう人かとか何もしらないけどこの人をみのがしたくない」とある。そう、本当に何も知らないけれど、この子を見逃したくない。この子が立つステージ全てを見たい。どうか本編がフルで上演されるようになるまで、立樹がリツキであることを願う。

 

 

 

斗亜は、何も知らなかった。

教養のために見るか〜と思って軽い気持ちで見た僕サバ、崖から落ちた宙を「そっから動くなよ!」って言って華麗なロープ捌きで助けに来るあたりからもう、虎之介がどんどんどんどん煌めいていって、何この口角?何このお星様みたいな目?あれ、王…?と気づいて、もう目が離せなくなった。それでもわたしは僕サバ2回目を見終わった後もフォロワーに「でもわたしは立樹綺麗だよおじさんになるから…」と言っていた。のに、気づいたらYouTube雑誌少クラ全部漁っている。

正直自分でもなんでこんなに急激に斗亜に惹かれているのかわからない。立樹は自分が今まで築き上げてきた好きの理論とぴったりハマっていて客観的に見ても「理解」できるんだけど、斗亜は王ではあるけど立樹ほどではないし、パフォーマンスに死ぬほど惹かれたというわけでもない。顔が好みド真ん中なわけでもない(でも顔もめっちゃ好き)。

そもそもセンターだってことも知らなかったし、顔も一番よくわかっていなかった。顔と名前がギリ一致する、というかりとかんの中で顔がはっきりわかる4人以外の1人だった。消去法でわかる子。情報がなさすぎて、どういう人か想像すらしていなかった。こんなに声がでかいことも知らなかったし、こんなに顔がかわいいことも知らなかった。もうわたしは斗亜ちゃんなんて呼べない。だってもう斗亜、って名前だけでかわいいから、ちゃんなんてつけたら爆発する。斗亜、斗亜、とつぶやく響きのかわいさにすら唸る。斗亜って名前めっちゃかわいいよお。

一つ一番自分でも納得できる理由を挙げるとするなら、「Lilかんさい」というグループがめちゃくちゃいいグループだった、ということに尽きる。チームワーク、素直さ、貪欲さ、背伸びしない等身大さ、それぞれの個性、そしてシンプルにめちゃくちゃな面白さ。斗亜に惹かれると同時にLilかんさいに惹かれて、Lilかんさいに惹かれると同時に斗亜に惹かれる、その凄まじい相乗効果がわたしをここまで斗亜に狂わせたと思えてならない。あと、すぐに手を出せるコンテンツがあったというのもかなり大きかった。YouTube本当にありがとう。

今の時点での他のメンバーの印象↓

風雅:ちょっとやる気がない感じのツンデレなのかなと思っていたのに風雅が一番おもしろい。世界で一番おもしろい。肝も一番座っている。笑いにもアイドルにも貪欲。あとみんなが「ふうさん」って呼ぶのめっちゃかわいい。

彪太郎:なんだこの…家庭を築きたくなる力は。正直一番付き合いたい。簡潔で的を射た優しいツッコミが更に家庭力を上げる。静かな男がやっぱり一番かっこええ(byるーく)(わかる)。

拓哉:こんなかわいい顔かつ天性の自分大好きギャルあざとぶりっ子なのに華麗にあしらわれているいじらしい子。でもあしらわれてもめげないド根性マイペースアホボケどすこいプリンセス。

るーく様:一番のイケ。ほわっとした子かと思っていたら全然違った。強キャラ。あまりに強キャラすぎて王よりももはや王国を長年支えてきた老将軍感。人生何周目なのかわからない落ち着きと寛容さ。

全体的に、なんかめっちゃかっこいい人たち。キラキラかわいいよりも、キラキラかっこいい。

斗亜は、自分の中でもいま解釈が二転三転していてはっきりと言えないけれど、まず声がバカでかいところが本当に好き。動きもバカでかい。バラエティに心から魂を売っているところが大好き。「痛いからいつらいなんでもええねん」と宣ったり、虫を食べることになぜか前向きだったり、わけわからんくらいド根性の子。どこでそれだけの覚悟をつけてきたのか不思議なくらい躊躇いがない。

一方で「ファンの人が書いてくれるみたいにファンレター風に書いてみたで〜🎶」ってごきげんに言う斗亜は、愛を素直に受け止める力がありすぎて泣けてしまう。メンバーに自分との思い出を真面目に答えてもらえなくていじけるのも素直すぎる。とにかく素直で、甘えた。そしてなんだかんだめちゃくちゃメンバーに甘やかされている。前日「もうアラームなしで5時半に起きれる」と言ったフラグをしっかり回収する斗亜に「調子乗ったな〜」で終わらせてくれる彪太郎も、次の日ちゃんと5時半に起きていたら「偉い偉い」と言ってくれる風雅も、甘すぎる。

そしてこじとあも良い。こじとあの良さは、斗亜も小島のことが大好きで、結局両思いなところ。わたしは小島のことを気持ち悪がる資格はない、なぜならわたしそのものなので。全ての言動が理解できるし、自分が同じ立場でも同じことをする。

斗亜、とにかく死ぬほど可愛い。声も顔も動きも全部可愛い。一人称斗亜なのも超可愛くてぎゅっと抱きしめたい。弩級の可愛さと弩級の男前さが矛盾することなく共存している不思議な人。子供なのに大人。大人なのに子供。斗亜って結構ずっとにこーって顔をしているのに、ふっと大人びた顔をするからアアア大人になっている………!!!と震える。子供と大人の狭間、をここまで体現している人を知らない。

 


瞬間最大風速でショタに狂っている、そんな2022年春。

未知の不思議/裏切りの街


裏切りの街。

 


まだ四半世紀も生きていない、「人生経験」という海の浅瀬でちゃぷちゃぷ素足をくぐらせている小娘として素直な感想を言うと、不思議な舞台だった。

不思議な人たち、不思議な生き方。

わたしにとっては、特に刮目させられたわけでもなく、圧倒的感動を与えられたわけでもなく(つまりははてブに書き残したいと強く思うような舞台だったわけではなく)、ただ不思議な人たち、理解のできない人たちとして、微風のように通りすぎた舞台だったのだけれど、なぜこの人たちは微風だったのだろうかということの確たる理由もなく、わたしにとっては確かに微風だった、ということだけでも書き留めておこうと思って書いている。

 


単純に、怖くないのだろうか、と思った。

人生は選択の連続で、ある程度の年齢を過ぎるとその全ての責任は自分にある。どれだけ努力してもどうにもならないこともある。

一方で、わかりきった「レール」というものもある。このポイントさえ押さえておけば、大成しなくても、歴史に名を残すような派手な花火をぶち上げなくても、まあ向こう10年はなんとか暮らしていけるかもしれない、という、生活を、必ずではないけれど少なからず保証するレール。粗雑に括るならば、進学や、就職。

そこから逃げる、ということは、あくまで一時的な逃避行であって、いずれ大きなツケが回ってくることは誰もがわかっている。わかっているだろう、とわたしは思っていたし、思わないのが不思議だ。例えばそれは、親が死んだ時。貯金が底を突いた時。恋人に見捨てられた時。多くの場合は金銭面において「現実」と向き合う必要ができた時。

不思議だったのは、今作の主人公である裕一と智子が作中を通し最後まで徹底的に責任から逃げていて、それに対して不安や焦燥や後ろめたさ、開き直りすら、一切滲ませなかったこと。「将来への漠然とした不安」を全く感じさせなかったこと。それらを滲ませていれば、わたしにとっては理解し得る人々であり、よくある日常の風景に留まったのだと思う。

 


単純に、怖くないのだろうか。わたしは逃げることが怖くて、逃げることから逃げてきた人生だった。大きくレールから逸脱することに憧れを抱きながらも、結局は安定へと続くレールを粛々と進んできた。卑下なく凡なる自分が明日の食べるご飯を心配しなくても良い最も平穏なる道を選んだ。進学も、就職も、ある程度無計画ではあったが、「大学に行くもの」「就職するもの」という周囲の規定と期待に沿って歩んできた。嫌で嫌で仕方のなかった中高の部活ですら、途中で逃げる勇気は持ち得なかった。それが安全で、安心だったから。わたしの生まれ育った環境の中で最も「普通」と目されるものをずっと選んできた。この「普通」が人によって違うこと、わたしの「普通」も誰かにとっては「特異」であることは承知しているけれど、それでも多くの人がそれぞれの「普通」の中である程度想像可能な未来に向けて歩いている。だからこそ「普通」が成立する。

「清水の舞台から飛び降りる」をわたしはやったことがない。だからそれをやれる人をわたしは尊敬する。不思議なのは、裕一も智子も、「飛び降りる」をしていなかったことだ。「飛び降りる」ことが彼らにとっては「飛び降りる」ことではなかった。そこに決意や諦めや挫折はなかった。逃げることが当たり前で、当然で、大したことではない、といった彼らの態度が、不思議を深めさせた。

 


裕一と智子の間に「愛」はないと思う。あるかないかは重要ではないし、陳腐だ。脇道の議論。あったらもっと湿度のある舞台になっている。もっと見覚えのある舞台になっている。この舞台の奇妙さは題材と比べた時の妙にカラッとした質感にある。

裕一と智子の間にあるのは連帯、と呼ぶほどのものでも彼らにとってはなく、「当たり前」を共有する相手。みんな、なんでそんな逃げないんだろう、なんでそんなこと言うんだろうね、ねー、と顔を見合わせて不思議そうにしている小さな子供のようだなあと思った。子供、とは無垢さの象徴としてそう呼ぶのではなく、自分にとっての真実を何の疑いも躊躇いもなく信じ切れる存在としてそう呼ぶ。わたしが、自分にとっての「当たり前」を信じているのと同じだ。

 


不思議な人たちだった。それ以上でもそれ以下でもない。わたしを害するものでもなく彩りを与えるものでもなく、ただねじれの位置に存在する、無関係の、不思議な、わからない、わかろうと思わない、わかりたいとも思わない、わからなくても打ちひしがれない、嫌悪も興味も何もない、ただ不思議な人たちだった。

 


裏切りの街。

裏切りなのだろうか?あの中の誰が何を裏切りと呼べるくらいの「正しさ」の中で生きているのか、わからない。